ハナレイとは?ハワイ・カウアイ島北部の谷・湾が魅力の小さな町を紹介
ハワイ語で「三日月型の湾」を意味する「ハナレイ」が名称につけられているハナレイ湾は、入江がレイのような弧を描いています。
「レイの湾」とも言われている場所で、町そのものも岸線沿いに弓の形状で存在していることが特徴です。
町の入り口にはとても狭い橋があり、大きな車は通ることができないなど、どこか閉鎖された場所にも感じさせます。
ただ、それゆえに大型観光バスが走ることはないため、静かでのんびりとした地元ならではといった雰囲気が魅力のエリアです。
そこで、ハワイ・カウアイ島北部の「ハナレイ」について紹介していきます。
ハナレイとは
右に青くきれいな海、左側の遠くにはワイアレアレ山という一本道を車で走り続けると、高台のリゾート地プリンスヴィルを通り過ぎたところに谷が見えます。
その谷を降りれば、ハナレイの広大なタロイモ水田が目の前に広がり、迎えてくれるでしょう。
さらにその向こう側にそびえる山を左手に進めば、小さなハナレイ・タウンのメインストリートです。
メインストリートに入る前に右側の海へと向かえばハナレイ・ビーチに到着し、ハナレイ湾を見渡す絶景が目の前に広がります。
ハワイアンソングの題材になる場所
ハワイアンソングに、ハナレイの月夜の景色や雨景色が使われていることがあります。
これは、ハナレイの谷を見下ろす形でそびえたつ3つの山が、年間降雨量、世界で1・2位を争うワイアレアレ山に繋がっているからです。
そのためハナレイは、雨が降ると山肌を流れる滝を数本作ります。
また、雨の日だけでなく、晴れの夜も月明かりに照らされたハナレイ湾が青く浮かぶなど幻想的な姿をあらわします。
雨の日も晴れた日もハナレイは絶景といえる景色のため、実際に目で見て感じたくなる場所ともいえるでしょう。
ハナレイのおすすめスポット
魅力あふれるハナレイの町ですが、見どころは以下のスポットです。
・ハナレイを象徴する「ハナレイブリッジ」
・展望台ならハワイの豊かな自然を眺めることが可能
・世界中からサーファーが集まる「ハナレイ湾」
・ハワイの小さな教会「ワイオリ・フイイア教会」
ハナレイ川にかかる片道通行の橋が「ハナレイブリッジ」です。
1912年に建てられた町への入り口となる場所で、以前は木製の旧式の橋だったものの、現在は安全性の高いスチール製に修復されています。
北海岸には7つの片道通行の橋が存在しており、最初に譲り合いを経験する橋がハナレイブリッジです。