「ワオピオ渓谷」とは?ハワイの聖地「王家の谷」と呼ばれる場所について紹介
ハワイ旅行では、自然のエネルギーを身体で感じることのできるパワースポットにも足を運びたい方もいることでしょう。
実際、ハワイにはパワースポットと呼ばれる場所が点在していますが、その中でもパワーがみなぎる場所として知られているのが「ワイピオ渓谷」です。
古代ハワイで、政治・宗教上の重要な拠点とされていた場所であり、現在では観光地や絶景を眺めることのできる場所として人気のスポットとなっています。
そこで、ハワイの聖地と言われている「ワイピオ渓谷」について紹介していきます。
ワイピオ渓谷とは
「ワイピオ渓谷」とは、ハマクア・コースト北部に広がる聖地といわれており、かつてカメハメハ大王が幼少期を過ごした場所として知られています。
ハワイの政治・宗教の重要な拠点でもあるため、「王の谷」と呼ばれており、ハワイの歴史や文化を語る上でも重要な場所とされているようです。
海沿いにそびえたつワイピオ渓谷展望台から眺める景色は絶景といわれていますが、2022年2月25日からワイピオ渓谷内へ続く道「ワイピオ・バレー・ロード」については、落石の危険性に対する安全対策として閉鎖されています。
現在、「ワイピオ・バレー・ロード」はワイピオ渓谷に住む住民・農民・土地の所有者・農業事業の所有者のみ利用できます。
ワイピオ・バレー・ロードとは
もともと「ワイピオ・バレー・ロード」は、ワイピオ渓谷に降りることのできる唯一の道路であり、渓谷内をめぐるツアーなども開催されていた当初は旅行者に人気のスポットでした。
しかし現在は、落石と浸食の危険性から閉鎖されているものの、住民や許可されたツアー会社、文化活動家のみは通行することを許されています。
また、緊急ルールでは、ワイピオ・バレー・ロードの通行は四輪駆動車のみ可能であり、オープンカー・馬・徒歩による通行は禁止されているようです。
ワイピオ渓谷の由来
ハワイ島北部のハマクア地区の「ワイピオ渓谷」。
ハワイ語で「ワイピオ」とは「曲がりくねった水」という意味があるため、ワイピオ渓谷内を流れるワイロア川は、くねくねと曲がっていることが特徴です。
ワイピオ渓谷はハワイ文明発祥の地や、神聖な力の宿るパワースポットともいわれていますが、これは古代ハワイで政治や宗教の重要拠点だったことが関係します。
過去には王族も住んでいた王家の谷であり、カメハメハ大王もこの場所で幼少期を過ごしたそうです。