ハワイのビーチや湾の名称の由来とは?意味や歴史的な背景を紹介
ハワイにあるビーチ・湾・街などに付けられた名称は、それぞれ由来があります。
ハワイ旅行の際には、様々な観光スポットを訪れることになるでしょうが、名称の由来を知っておくことで歴史的な背景や特徴などを体感できます。
そこで、ハワイのビーチや湾に付けられた名称の由来について、その意味や歴史的な背景を紹介していきます。
ワイキキの名称の由来
「ワイキキ」は、ハワイ旅行に訪れた方の多くが宿泊するホテルのある観光名所といえます。
ワイキキはかつて真水と海水の交わる湿地帯だった場所であるため、「Wai(水)」と「kīkī(湧き出る)」という意味が合わさり、水が噴出することを意味する名称がついています
カイルアの名称の由来
「カイルア」は、細かい砂が人気のビーチですが、「Kai(海)」と「lua(数字の2)」が合わさった名称が付けられています。
2つの自然にできた池の存在する場所として、この名前がつけられたとされているようです。
ラニカイの名称の由来
「ラニカイ」は、カイルアにあるビーチの名称ですが、「Lani(天国)」と「Kai(海)」が合わさった名称が付けられています。
土地の開発者が「heavenly sea」という名称を付けることを希望したようですが、その名称ではハワイ語の文法で「Kailani」となるようです。
間違って付けてしまった天国の海を意味するラニカイという名称が、今では人気の観光地となっています。
ハナウマの名称の由来
「ハナウマ」は、ハワイカイの少し先の湾で、シュノーケリングを楽しむことができる場所として有名な場所です。
「Hana(湾)」と「uma(曲がった)」が合わさった名称で、曲がった湾を意味しています。
ハレイワの名称の由来
「ハレイワ」とは、オアフ島の北のノースショアにある街の名称ですが、今でもレトロなハワイの雰囲気を感じさせる観光地です。
「Hale(家・建物)」と、「ʻiwa(ハワイの海鳥イヴァ)」が合わさった名称で、たとえばホノルル市庁舎も「Honolulu Hale」と同じ「Hale」と表現しています。
ハレイワは、日本語でオオグンカンドリのことです。
イヴァの家という名前がついたのかというと、昔、ハレイワに流れているアヌフル川沿いにあった女学校の寮の名称ハレイヴァからきているとされています。
1899年にはハレイヴァホテルという宿泊施設が建設されるなど、様々な建物の名称がこの土地に根付いたまま、現在も残っているといえるでしょう。