ハワイ・アラワイ大通りの三車線・一方通行が変更に?
ワイキキには「アラワイ・ブルーバード」や「アラワイ大通り」と呼ばれる大きなストリートがありますが、このストリートは3車線・一方通行になっています。
3つの車線と自転車専用レーン、駐車スペースの配置になっており、右側には「アラワイ運河」がある場所で、通勤・通学に使われる交通量も多い通りです。
このアラワイ大通りが、今後は3車線・一方通行から変更されることが話題となっていますが、その内容について紹介します。
自転車専用車線や歩行者専用道路が作られる?
アラワイ大通りに通じているカライモク通りから、アラワイ運河反対側に通じる歩行者専用道路が設けられるといった案もあるようです。
さらにアラワイ大通りに自転車専用車線を導入する案もあり、主に以下のような検討しているとされています。
・3車線一方通行から2車線プラス1車線に
・制限速度を25マイルへ
・駐車禁止エリアの設定
それぞれどのような案なのか説明します。
3車線一方通行から2車線プラス1車線に
現在のアラワイ大通りは、一方通行3車線の道路ですが、車用の車線は2車線に減少させ、残りの1車線を自転車と歩行者が対面通行可能とする車線へ変更する案を進めているようです。
制限速度を25マイルへ
3車線を車用と自転車・歩行者用に分けるだけでなく、横断歩道を増設することや縁石を延長することなども検討されています。
そして現在は制限速度が35マイル(56キロ)ですが、25マイル(40キロ)に下げることも検討されているようです。
ワイキキの住民も、歩道で自転車と歩行者がぶつかりそうになる事故が起きてしまいがちな状況に、不安を抱えているとされています。
今後、自転車専用道路が整備されることや横断歩道が増設されれば、安全性が高まることが期待されているようです。
【中】駐車禁止エリアの設定
現在、駐車スペースは24時間駐車可能とされていますが、時間帯により禁止エリアを設けることも検討されています。
渋滞になっても賛成する人が多い理由
今の時点では、アラワイ大通りを変更する案はいつ決定されるのかわかりません。
アラワイ大通りは、朝や夕方は渋滞することが多いため、仮に車専用の車線が2車線になれば、さらに渋滞がひどくなるとも考えられます。
それは最も右側にある自転車専用レーンが、右車線と距離が近いことや、電動キックボードなどもいるため危険な状態です。
そのため専用のレーンができれば、渋滞はする可能性はあっても、安全を第一優先に考えれば望ましいことといえるでしょう。
また、他にもアラワイ運河に橋を架ける計画などもあるようです。