ハワイ語の「イリカイ」の意味とは?自然に関連する言葉の種類を解説

ハワイ語の「イリカイ」とは、日本語に訳すと、「地平線」「水平線」「浜辺」「海辺」などの意味を持つ言葉です。
主にハワイの自然や風景をあらわすときに使われる言葉であり、現地で販売されている商品やウクレレブランドの名称にも使われています。
そこで、ハワイ語の「イリカイ」の意味について、自然に関連する言葉の種類を解説します。
イリカイの意味
「イリカイ(ilikai)」とはハワイ語の1つであり、日本語で「地平線」「水平線」「浜辺」「海辺」などの意味に訳すことができます。
細かく分けると、以下の言葉を含むことがわかります。
・「イリ(ili)」…水平線・地平線・境界線などを意味する言葉
・「カイ(kai)」…海を意味する言葉
そのため、イリカイは水平線と海を合わせた言葉であり、ハワイの地名やワイキキ周辺のホテルの名称に使われることも少なくありません。
アロハの意味
ハワイ語で挨拶に使われる言葉としてなじみが深い「アロハ(Aloha)」。
このアロハという言葉には、1文字ごとに以下の想いが込められています。
・「A」…「アカハイ(akahai)」…思いやり・優しさ
・「L」…「ロカヒ(lōkahi)」…調和・協調性
・「O」…「オルオル(ʻoluʻolu)」…心地良い・思いやり
・「H」…「ハアハア(haʻahaʻa)」…謙虚さ
・「A」…「アホヌイ(ahonui)」…忍耐強さ
ハワイ語とは
ハワイ語は、ハワイ諸島先住民であるポリネシア人の先祖代々の言語です。
ハワイ州で使用される公用語の1つですが、ハワイ語を話す人は減少傾向にあります。
もともとハワイ語を使う人は、1900年頃3万7千人程度いたとされていますが、現在は1千人程度にまで減っています。
ハワイ語が母語の話者の半分は、70~80歳の方です。
もともとハワイ語は文字を持たない言語でしたが、現在は英語(アルファベッド表記)と特有の発音をあらわす符号で学ばれています。
自然に関連するハワイ語の種類
ハワイの地名もハワイ語ですが、それぞれ深い意味のある名称です。
例として、以下のハワイの地名の意味を紹介します。
・イリカイ(ilikai)…地平線
・カイルア(kailua)…2つの海
・ハナウマ(hanauma)…曲がった湾
・マカプウ(makapuu)…丘の眺め
また、自然をあらわすハワイ語として、以下などがあります。
・モアエ(moae)…貿易風
・ポー(pō)…夜・暗闇
・ピコ(piko)…へそ・丘
・マラマ(malama)…光・月
・ナル(Nalu)…波
・オフ(ohu)…霧・霞
・モアニ(moani)…漂う香り
・ラー(La)…太陽