パイナップルがのった「ハワイアンピザ」は人気のメニュー?
ハワイを訪れたときにピザを注文すると、上にパイナップルがのった「ハワイアンピザ」が提供されます。
主にトマトソースベースで、チーズ・ハム・パイナップルなどが材料となったピザがハワイアンピザですが、本当に人気のメニューなのか解説していきます。
ハワイアンピザの歴史
ハワイアンピザは、1962年にギリシャ系カナダ人のサム・パノプロスがカナダのオンタリオ州チャタム・ケントにあるレストランで作ったことがはじまりとされています。
サム・パノプロスは、中華料理の甘みと風味の良さを着想として、あまり人気のなかったパイナップルやベーコン、ハムなどを材料に新しく試作したピザがハワイアンピザです。
トマトソースとチーズは従来からピザには定番の組み合わせでしたが、そこにパイナップルを加えるという新たな発想を生み出し、地元の方たちの人気を得て世界中に広がるようになったとされています。
今では主要メニューとなったといえるハワイアンピザですが、この「ハワイアン」という名称は、缶詰のパイナップルのブランドに由来するようです。
ハワイアンピザの日本での人気度
タイム誌の「史上最も影響力のある13のピザ」でも、2014年にはその1つとしてハワイアンピザを選んだようです。
日本でも宅配ピザのレギュラーメニューとしてハワイアンピザを提供しているケースはありますが、発売当初はアメリカ人や東南アジア系など外国人が注文することが多かったとされています。
現在でも販売数は上位に届く商品ではないものの、一定の支持層やリピーターなどが多いメニューとされているようです。
ハワイアンピザの世界での人気度
ハワイアンピザはオーストラリアで最も人気のあるピザであり、英国のテイクアウト店舗でも人気があるようです。
さらにアメリカの成人を対象とした調査では、アンチョビやキノコメインのピザを抑えて、ハワイアンピザが好きなピザトップ3に含まれていたとされています。。
食わず嫌いの方は試してみては?
実際にパイナップルののったハワイアンピザを食べたことがある方の意見として、
「想像していたよりも美味しかった」
「抵抗があったものの食べてみると美味しくチーズにも合った」
「酸味と塩味が絶妙にマッチした」
など、意外性によりおいしさを感じる方が多いようです。
日本ではパイナップルがのったピザを食わず嫌いする傾向が高いですが、ハワイに行ったときには一度試してみるとやみつきになるかもしれません。