海外旅行前の不安とは?種類や対処法ご紹介
海外旅行先で、初めての国を訪れる時などは国内旅行と違い、旅行前に不安になる事はありませんか?旅行はストレス発散のために行くものなのに、不安を抱えながらの旅行はかえってストレスを抱え込んでしまいがちです。
海外旅行前にはどうして不安になりやすいのか、対処法にもふれながらお伝えしていきます。
海外旅行における不安の最大の要因とは?
国内旅行も初めていくところであれば、多少の不安があります。しかし、それよりも新しい初めての観光スポットを見学できるなどのワクワク感が上回るので、結果的に楽しみだという感情になるようです。
しかし、海外旅行の場合、新しい土地へ行くこと、初めての道を歩くことなどに対する不安は国内旅行のようにスッと消えることはないようです。最大の理由は言葉の不安ではないでしょうか。全く会話ができない状態で出かける海外旅行ほど不安になる事はありません。
伝わらなかったらどうしよう?
この不安が原因で、いろいろな不安、例えば家族を残して行った後のこと、家の換気のことなど色々な不安を呼び起こすことになります。対処法としては何が考えられるでしょうか?
母国語又は英語を話せる人と一緒に行く
旅行仲間の中で、1人でも英語や母国語を話せる人がいるだけで、海外旅行の不安も軽くなるのではないでしょうか。何かあればその人に聞けば解決するわけですから、大きな助っ人だと言えます。
トイレを見つけられなかったらどうしよう、急病になり病院に行くことになったらどうしよう、などの不安が解消されていきます。
もしも母国語または英語を話せる人と一緒に行けない場合の対処法はこちらです。
英語を少し身に着ける
自己啓発もかねて、旅行英語を身につけましょう。英語圏でなくとも第二言語に英語を使う国は多いからです。もちろん、母国語も少し分かるだけで不安度はかなり減ります。しかし、日本人の場合英語は国語と共に英語も学んできているので、取っ掛かり易いはずです。この時、少しコツがあります。
日頃使っている日本語をこちらに並べ直し、旅行前は並べ直した日本語を使えるようにしておくことです。並べ直した日本語に英単語をあてはめて英語にして覚えられればより英語力はつきます。しかし、必ずしも英単語を覚えなくとも、こちらの文法に英単語をあてはめることができればそれで英語はなんとか通じます。
テストではないので、ニュアンスが伝われば目的地などにたどり着けるはずですし、問題もある程度は解決するはずではないでしょうか。
・主語(私など)+述語(○○しました。)+副詞(いつ、どこで、どんな風になどの5W 1H)
→私はお腹が痛い昨日から。→日本語では、私は昨日からお腹が痛いとなる。
・形容詞(寒い、熱い、お腹がすいた、しんどいなど)
→しんどい、寒い。→日本語とほぼ同じ。感情などの形容詞を表す。
・主語(私など)+動詞(渡した、もらったなど)+目的語(対象となる言葉。チケットを、お金を、などの○○を)+人に(彼に、彼女になど)
→私は渡した彼に切符を→日本語では、私は切符を彼に渡したとなる。
・主語+動詞(変化させる、変化させた、~になる、など)+目的語(○○を)+形容詞(○○な状態に)
→私は変化させた彼女を怒った状態に→私は彼女を怒らせてしまったという日本語になる。
この変化後の構図さえ覚えれば、旅行先で英語が組み立てやすくなります。SV、SVOCなどの文型の形は英文法の本の最初に掲載されています。
しかし、これではリアルに使うのは難しくないでしょうか。ポイントはいきなり英語で覚えないことです。旅行先で使うフレーズはまず変化後の日本語に書きだします。その後、単語をあてはめるだけです。
よく使わない文章はあえて覚える必要はない?
和英辞書もありますので、分からない単語は電子辞書やスマホでも調べられます。簡単なトラベル単語の本を買い、単語のニュアンスだけを覚え、どの単語がどのページにあるかだけでも覚えておけば、いざとなれば文法にあてはめて伝えればいいだけです。
英語脳に変化させることが不安を解消させるポイント
旅行先で、もしも英語が全然伝わらなかったらと考えると不安で一杯になります。スカイプ英語など、無料の英会話を利用するのも慣れるための1つの方法です。一度通じれば、自身がつきます。ポイントはスピードは遅くても伝われば良い、というスタンスです。
発音からスピードまでネイティブレベルで話そうとすると、何を言っているのかさえ分からないと言われてしまい、ますます英語を使うことに億劫になってしまいますから。