自転車旅で長距離を走るには?
【はじめに】
春が近づいてくると、転勤や進学などで忙しかったり、花粉症が心配になったりと何かと大変な季節ですよね。大変な分、ストレスも多いと思います。
そんなストレスを解消するために「旅行に行きたい!」と思っていませんか?でも、忙しくて予定が取れないのが現実だったりしますよね。
そんな人におススメしたいのが「自転車旅」です。
自転車なら手軽に手に入りますし、距離も自分で調整できて日帰りも可能です。と言われても、初心者はどのくらいの距離を走ったらいいのか見当がつかないかもしれません。
そこで今回は自転車旅初心者に向けた「距離」の話をしたいと思います。
【初心者はどのくらいがいいの?】
まず、自転車旅初心者が距離の話で気になるのが、その目安ですよね。最初はどのくらいの距離を目安に走ったらいいのか悩んでいるはずです。
これまで自転車をほとんど利用していないなら20kmくらいから始めるといいでしょう。ここで勘違いしないでくださいね。これは往復の距離です。つまりは片道10kmくらいが目安になります。時間にして片道30分、往復1時間といったところです。
この距離なら自分で思っているよりも簡単に達成できるかもしれませんよ。
そして、慣れてきら少しずつ距離を伸ばしていくといいでしょう。
【平坦な道を選ぼう!】
自転車で遠くに行くには「道選び」が大切です。
初心者が急な勾配の山道なんかを選んでしまうと、疲れてしまって遠くへ行けません。ですから、慣れないうちは平坦な道を選びましょう。
特に始めて間もないころならサイクリングロードがベストです。サイクリングロードなら信号で止まることもなく、車も気にせず走れます。
しかし、平坦な道は交通量が多い分、運転に集中しなくてはならず景色を楽しむことはできません。ですから、ある程度慣れてきたら山道を選ぶといいでしょう。山道なら交通量も少なく自然の美しい景色を目にしながら走れます。これなら自転車旅の醍醐味を味わえますよね。
【長距離を走るコツ】
やはり自転車旅をするなら長距離を走ることになります。そうでないと「旅」といった感じはしませんからね。
では、長距離を走るコツをいくつかお伝えしておきましょう。
まず一つ目は「速く走らない」です。
つい気持ちが良くなってスピードを出したくなると思いますが、そこはあくまで旅です。速さは必要ありません。長距離を走るわけですら、スピードを出し続けていたら体力が持ちません。長く走ることを考えましょう。
二つ目は「休憩のタイミング」です。
自転車を長時間乗っていると同じ姿勢のままなので疲れが溜まってきます。ですから、適度な休憩が必要です。(もちろん、食事やトイレをする意味でも大事です)
ただ、休憩の取り方やタイミングを誤ると長距離を走るのが難しくなります。それは、休憩の時間を長く取ってしまうとそれだけ走れる時間は減ってしまいますし、タイミングを誤れば、後々体力が持たなくなるからです。そうならないために休憩の時間とタイミングは決めておきましょう。
三つ目は「走りやすい道を選ぶ」です。
交通量の多い道路は当然避けたほうがいいですが、それ以外にも迷わない道を選ぶことが大切です。入り組んだややこしい道よりもまっすぐな一本道のほうが分かりやすくて遠くまで行けますよね。ですから、自転車旅で長距離を走るなら「走りやすい道」を意識するといいでしょう。
これらを参考にして楽しい自転車旅を始めてみてください。