ハワイで開催される灯篭流しとは？ランタンを流すイベントについて簡単に紹介

日本でお盆に行う灯篭流しは、実は遠く離れたハワイでも同様のイベントとして開催されています。

ハワイの美しい海が幻想な色に染まる様子は、まさに日本の灯篭流しと似た光景です。

そこで、ハワイで開催される日本の灯篭流しともいえるイベントについて紹介していきます。

ハワイで開催される灯篭流しのイベントとは

ハワイで開催される灯篭流し「フローティング・ランタン・フェスティバル」は、「ノース・ホスピス・ハワイ」が主催する日本のお盆を踏襲したイベントです。

参加は無料で、日本の灯篭であるランタンを受け取るときに20ドルを寄付します。

毎年賑わいを見せるハワイの一大イベントであり、ランタンに込められた想いや感謝の気持ちが川や海を渡り、あの世へ帰っていくと伝えられています。

灯篭流しは川施餓鬼という水害で亡くなった方の霊を供養するために始まりましたが、ハワイも海に囲まれているため水害で亡くなる方も少なくないことや、主催者が日本の灯篭流しに感銘を受けてスタートしたようです。

20ドルを寄付してランタンを受け取った後は、故人に対する想いを書き込みましょう。

亡くなる間際に会えなかった方や、十分に供養できていないという方などは、ランタンに故人に届けたいメッセージを書きこんで届けるとよいでしょう。

ハワイで開催される「フローティング・ランタン・フェスティバル」は、日本で行うお盆の灯篭流しを踏襲したイベントです。

日本の灯篭流しは、故人を偲び敬って、感謝や想いを込めて灯篭に託します。

故人に届ける送り火の一環行事であり、灯篭に魂がのったまま川や海を渡り、その向こうにあるとされる世界に帰っていくのを見届けます。

ハワイで開催される「フローティング・ランタン・フェスティバル」に参加するときには、駐車場や参加費も無料なので別途費用を準備する必要ないものの、ランタンを受け取るさいに20ドルの寄付をしてください。

故人に対する感謝の気持ちや想いを再度確認できることや、それぞれのメッセージが記されたランタンが流れゆく姿を目にすることで、故人との思い出なども振り返り偲ぶことができます。

ハワイならではのイベントであり、日本の灯篭流しとは違った雰囲気もあるため、開催シーズンにハワイ旅行するときには参加してみるとよいでしょう。