ハワイのコナコーヒーとは?特徴や格付け・価格が高めの理由を簡単に紹介
ハワイのコナコーヒーとは、ハワイコナと呼ばれるコーヒーの銘柄で、コナ地区で栽培されるコーヒー豆を使っています。
甘味や酸味、コクなどは産地により異なるといえますが、コナコーヒーは希少性があり、なめらかな味わいが特徴です。
そこで、地理的な要因や栽培条件などで高級品とされるハワイのコナコーヒーについて、特徴や格付け、価格が高めの理由などを紹介します。
ハワイのコナコーヒーとは
「ハワイコナコーヒー」とは、ハワイ島コナ地区で栽培されているアラビカ種のコーヒーです。
味わいはなめらかで、希少性の高さから高級品として扱われている最高品質のコーヒーといえます。
コーヒーの栽培は、ハワイ島だけでなくマウイ島・オアフ島・カウアイ島などでも行われています。
ただ、ハワイ島西部のコナ地区で生産されたコナコーヒーは、世界でも最高品質のコーヒーという扱いです。
コナの意味
ハワイコナコーヒーの「KONA」はハワイ語ですが、日本語に訳すと「南風」のことです。
西部のコナ地区は、暖かく包み込んでくれる南風が優しく吹いている場所であり、名称に付けられていることで一口飲めばほっと暖かい優しい気持ちになれると感じさせてくれます。
ハワイのコナコーヒーの特徴
ハワイを代表するコーヒーの名産品であるコナコーヒーは、ブルーマウンテンやキリマンジャロと並ぶ世界三大コーヒーの1つです。
クセやえぐみはなく、柔らかでフルーティな味わい、さらに滑らかな口あたりやコクの深さも特徴といえるでしょう。
パイナップルやメロンの風味に似ているとされるほど、ハワイコナコーヒーは南国フルーツを思い起こさせる香りと芳醇さで、マイルドな甘さを感じることができます。
ハワイコナの格付け
ハワイコナコーヒーは青緑色であることが特徴で、粒の大きさや欠点豆を含む割合で格付けされます。
品質の高い順に、以下の等級に分けられています。
①エクストラファンシー
②ファンシー
③No.1
④セレクト
⑤プライム
グレード最上級の「エクストラファンシー」は、コナコーヒーの最高傑作であるため、コーヒーが好きな方は一度味わってみることをおすすめします。
ハワイコナコーヒーが高めの理由
「コーヒーの王様」とも呼ばれる「ブルーマウンテン」は、コーヒーの中で価格が高い銘柄です。
次に価格が高いコーヒーがハワイコナコーヒーですが、栽培する土地の価格や人件費が高く、作付面積は狭く収穫量も少ないなどの希少性などで高額になりやすいと考えられます。
また、コーヒー栽培を行う国で唯一先進国であることも価格に影響しているといえるでしょう。