ハワイの大学とは？2年制と4年制の違いや州立大学の特徴・費用を紹介

ハワイは留学先として人気の場所ですが、その理由は教育の質の高さや教育環境の良さにあります。

ただ、ハワイは2年制と4年制の大学があり、特徴や学費も日本と異なるため事前に知っておくと安心です。

そこで、ハワイの大学について、2年制と4年制の違いや州立大学の特徴、費用を紹介します。

2年制と4年制の違い

ハワイの大学には、2年制のコミュニティ・カレッジと4年制の大学があります。

2年制のコミュニティ・カレッジは、地域住民向けの大学であり、すべての方へ門戸を開くポリシーで運営されています。

そのため学費も安めに設定されており、難易度も低めです。

卒業後は4年制の大学へ3年次編入も可能であるため、学費を抑えて大学に通いたい方におすすめといえます。

ハワイには日本人が多く住んでいますが、実はハワイの大学には日本人学生は多くいません。

留学生の割合も全体の5%程度であり、私立大学最大規模とされているハワイ・パシフィック大学でも15%ほどの割合です。

世界100か国以上から留学生が集まるため、日本人はそれほど多くなく、グローバルな感覚で大学に通うことができます。

ハワイの4年制大学は、州立と私立に分かれます。

州立大学のハワイ大学マノア校は、オアフ島ホノルルのハワイ大学本校であり、ハワイ最古最大の大学です。

研究大学としての知名度も世界規模で高く、全米大学ランキングでも第二外国語教育研究分野1位になっています。

ハワイ大学ヒロ校は、ハワイ島ヒロの州立大学です。

全米22校のみといわれている一般教養課程が主体の総合教養大学（リベラルアーツ・カレッジ）ですが、マノア校より規模が小さいことが特徴といえます。

少人数制できめ細やかな教育を望むのならよいといえるでしょう。

ハワイ大学ウエストオアフ校は、オアフ島リーワード地区唯一の学士号取得を可能とする教育機関です。

こちらも規模は小さいといえますが、学生寮やキャンパスなどが充実しているため、安心して通うことができます。

ハワイ大学の学費は、たとえば半年間留学したときの費用の相場は約320万円から420万円程度です。

渡航費は往復の目安が6～15万円ほどであり、ビザなど諸手続で5万円ほどかかります。

さらに海外留学保険に加入するときに8～20万円ほどの保険料がかかるため、余裕をもって留学資金の準備をしておくことをおすすめします。