国定野生動物保護区に指定されている岬に立つ「キラウエア灯台」とは?
ハワイで国定野生動物保護区に指定されている岬に立つ「キラウエア灯台」は、周辺が海鳥保護区域に指定されており、灯台までの小道にはミズナギやカツオ鳥などが営巣しています。
カウアイ島の最北端の岬にある灯台で、ハワイ全州の最北に位置する場所としても有名です。
灯台下のビジターセンターには、海鳥をはじめとする自然保護についての展示などもありますが、実際にはどのような場所なのか紹介していきます。
キラウエア灯台の特徴
「キラウエア灯台」は、アメリカ・ハワイ州・カウアイ島のハワイ諸島最北端に位置するキラウエア岬にある灯台です。
ハワイと東洋を行き来する商業船のため、1913年に建造された灯台であり、航海の安全を守り続けていました。
また、アジア方面から訪れる船にとってはハワイ到着のランドマークともいえる灯台で、回転式の灯台としては世界最大といえます。
キラウエア岬一帯は野生動物保護区に指定されている場所でもあり、1~3月にはザトウクジラを眺めることができることもある場所です。
また、キラウエア灯台下のビジターセンターには、海鳥など自然保護に関する展示物などもあります。
キラウエア灯台の場所
キラウエア灯台は、カウアイ島のリフエ空港から車で40分ほどの場所にあり、ハワイ全州の最北に位置します。
クヒオ・ハイウェイをキラウエアの町の入口といえるガソリンスタンド右折後、教会前を左折して道なりに進みましょう。
なお、キラウエア岬まで徒歩で行くことはできないため、岬内の駐車場に車を駐車し、灯台入り口にあるボックスに入園料を入れて入場します。
キラウエア灯台で見ることのできる野鳥
キラウエア灯台は、青い海と岬の突端にある白い灯台で、その姿を見るだけでも訪れる価値は十分あるといえます。
実際、キラウエア灯台に登ることはできません。
ただ、キラウエア灯台は数々の野鳥を見ることができる場所としても有名であり、野生動物保護区に指定されている岬のため、周囲にはカツオドリやコアホウドリなどが飛び交う姿を目にすることもできるなど貴重な体験ができます。
灯台近くのビジターセンターは規模こそは小さいですが、キラウエア灯台周辺に生息している鳥や自然に関する展示物もあり、ギフトショップも併設されているのでお土産なども購入可能です。
岬の沖合いには「モクアエアエ」というユニークな名称の小さな島もあります。