インターナショナルスクールとは?教育事情やハワイ現地校との違いを紹介
インターナショナルスクールとは、日本に住む外国籍の子を対象にした学校であり、主に授業は英語で行われます。
法令上、特段の規定はないものの、外国人児童生徒を対象とした教育施設です。
日本では教育の国際化や英語力強化に向けて、日本人でもインターナショナルスクールに通わせるケースが増えています。
ハワイにもインターナショナルスクールがあり、主に日本人の子が通っているといえます。
そこで、インターナショナルスクールについて、教育事情やハワイ現地校との違いを紹介します。
アメリカの日本人学校
アメリカの日本人学校は、広大な敷地面積であることが多いといえます。
日系企業が多いため、いろいろな都市で生活する在アメリカの日本人の子の約98%が、現地校に通っています。
アメリカの日本人学校は、ニューヨーク・シカゴ・ニュージャージー・グアムの4都市にあります。
ハワイは財団法人ハワイ日本人学校運営の補習授業校があり、幼稚部・小学部・中学部で構成される全校生徒は500名以上の規模です。
毎週土曜日に国語と算数、社会の授業が行われ、勉強以外にも運動会などの行事が開催されることは、日本の学校と変わりません。
そのため日本文化や協調性を身につけることにつながるとでしょう。
ハワイの教育事情
アメリカの教育概念は、州によって異なります。
ハワイ州の場合、義務教育の公立校は幼稚園から高校まで290校あり、その中の34校はチャータースクールといって、州から運営資金が支給されているだけでなくカリキュラムが自由な学校であることが特徴です。
公立校に通っている子は約18万人であり、居住地域により通う学校が決まる仕組みで、学区は15に分かれています。
私立学校も117校あり、現地の日本人も多く通学しているようです。
ハワイのインターナショナルスクール
ハワイ州のインターナショナルスクールは、4校で1校は中学部のみの構成です。
インターナショナルスクールのある場所はホノルルのため、オアフ島以外に住んでいる場合は、現地校へ通学することになります。
日本人入学者に対する規制などはないものの、入学希望者への言語能力は確認されます。
そのため一定レベルに達していなければ、入学できない恐れもあると留意しておきましょう。
インターナショナルスクールとハワイ現地校では、年度開始や学期制などが異なり、ハワイ現地校は8月開始の2学期制であるのに対し、インターナショナルスクールはバラバラです。