ニイハウ島とは?ハワイ最古の禁断の島の特徴やツアーを紹介

ハワイ諸島で、「禁断の島」や「秘密の島」と呼ばれている島が「ニイハウ島」です。
現在、ハワイ州には8つの島が存在していますが、観光できる島は6つのみであり、そのうち観光ができない島の1つがニイハウ島といえます。
ハワイでは、オアフ島やマウイ島などが有名ですが、ハワイ諸島の西端にあるニイハウ島は個人所有の島であることが特徴です。
そこで、ニイハウ島について、ハワイ最古の禁断の島の特徴やツアーを紹介します。
ニイハウ島とは
「ニイハウ島」とは、ハワイ諸島の最西側に位置し、主要8島のうち2番目に小さい島です。
標高約381メートルの山があり、自然豊かな美しい島であるものの、降水量が少なく乾燥しています。
島内唯一の集落であるプーワイには、先住のハワイアンが百数十人程度暮らしています。
しかし、個人所有の島であるため、「禁断の島」や「禁じられた島」とも呼ばれており、一般の人は立ち入りできません。
ハワイ旅行でも観光で足を運べないことは理解しておきましょう。
ニイハウ島の特徴
ニイハウ島は、「禁断の島」や「秘密の島」と呼ばれていることからわかるとおり、踏み入れることができるのはごくわずかな人達のみです。
鎖国状態が続いている島といえますが、天候に恵まれている日には、カウアイ島からもニイハウ島を目にすることができます。
ニイハウ島の島民
ニイハウ島の所有者は、スコットランド人であるエリザベス・シンクレア婦人の末裔・ロビンソン一家です。
そのため、ニイハウ島で暮らしているのは、ロビンソン一家と家族に仕えているハワイ人のみといえます。
異国の刺激もない状態で、ハワイアン文化や伝統を守りながら生活を送っているようです。
ニイハウ島の観光ツアー
ニイハウ島は個人所有の島であり、禁断の地とも呼ばれているため、一般の方は上陸できません。
人の手が加えられていない手つかずの美しい自然が守られた島ともいえますが、一部ではニイハウ島の自然に触れられるヘリコプターでの公認ツアーも開催されています。
ツアーに使用されるヘリコプターは、ロビンソン一家が島民のために使っている医療用ヘリコプターであり、機体の維持費のためにツアーが組まれているともいわれているようです。
なお、ヘリコプターツアーは最低でも5人が参加しなければ開催されません。
また、決められたビーチへの上陸はできても、島民の写真撮影や交流は禁止されているため、ヘリコプターから景色を眺めることやビーチでシュノーケリングを楽しむなどに留まります。