ハワイの人口比率とは?アジア人の割合や構成についてわかりやすく解説
日本人に人気の海外旅行先であるハワイは、旅で訪れるだけではなく仕事や留学、移住先などでも注目されている場所です。
ハワイは、美しい自然に景観、古くから変わらないアロハスピリットなど様々な魅力がありますが、とても日本人に人気がある場所のため多くのアジア人が住んでいます。
アジア系の多く住んでいることも、日本人が訪れやすく、居心地の良さを感じる理由といえるでしょう。
そこで、ハワイの人口比率や、アジア人の割合や構成についてわかりやすく解説していきます。
ハワイの人口
ハワイ州の人口は、2020年国勢調査によるアメリカ州全土の多様性を図る指標では第1位でした。
人口約145万人といわれているものの、国勢調査から確認できることはハワイ人口の10人に7人は白人以外の方ということです。
様々な民族や人種が住んでいるハワイは、日本人にも住みやすいエリアとして人気があります。
ハワイの人口構成
アメリカ本土は、全人口の7割を白人が占めています。
アジア系の人は5%程度とされているので、アメリカ本土でのアジア系はマイノリティといえるでしょう。
しかしハワイ州は、白人は約239%であるのに対し、アジア系は約37%で、アジア系の人のほうが多く住んでいます。
ハワイではアジア系ではなく、白人がマイノリティとされており、特にアジア系の方が多く住むホノルルは「アジアの首都」と呼ばれているほどです。
さらに細かく分けると、白人以外の人種はハワイ人口の5割を超え、2種以上の混血の人は約25%となっています。
ハワイでは10人に7人が白人以外の人であるという人口構成であるため、日本人にとっても安心感や居心地の良さを得ることができることでしょう。
日本食のレストランやスーパーなどもハワイには多くあるため、その環境の良さも住みやすさにつながっていると考えられます。
あるのはもちろん、日本のさまざまなグッズを手に入れることができるのもハワイの特徴。
ハワイに住むアジア人の構成
ハワイに住むアジア人の構成は、主に以下の通りとなっています。
・フィリピン系(19%)
・日系アメリカ人(17.8%)
・中国系(5.3%)
・韓国系(2.3%)
・ベトナム系(0.9%)
アジア系のうち、最も多く住んでいるのがフィリピン系の人です。
中国系や韓国系は少数で、フィリピン系に続き、ベトナム・インド・タイ・ラオス・台湾・カンボジア・インドネシアと続きます。
19世紀から20世紀にサトウキビやパイナップル栽培が盛んに行われるようになったため、農業労働者としてハワイで働くアジアの移民たちが大量に押し寄せたことも、アジア系が多い理由として挙げられるようです。