ハワイアンバンドが演奏するハワイアンミュージックで使用する楽器を紹介
ハワイアンバンドとは、ハワイアンミュージックを演奏するバンドのことです。
古くからハワイに伝わった音楽や異文化の影響を受け、発展して今のハワイアンミュージックがあります。
スローやミディアムテンポの長調の楽曲が特徴的なハワイアンミュージックでは、色々な楽器が使われることも魅力といえるでしょう。
そこで、ハワイアンバンドが演奏するハワイアンミュージックで、どのような楽器が使用されているのか紹介します。
ハワイアンバンドが使用する楽器
ハワイアンバンドが演奏で使用する楽器として、以下の種類が挙げられます。
・ウクレレ
・スチールギター(スラックキーギター)
・ベース
・パフ・フラ(フラ・ドラム)
・プニウ(小型の太鼓)
・イプ(瓢箪による打楽器)
・パフパフ(竹のパイプ状の打楽器)
・オヘ・ハノ・イフ(竹の笛)
上記のうち、ハワイアンミュージックを演奏するときに中心となる楽器は以下のとおりです。
・ウクレレ
・スチールギター
・スラックギター
・ビブラフォン
それぞれ簡単に紹介します。
ウクレレ
「ウクレレ」は、小型のギター風の楽器であり、軽快でかわいい音色を出します。
ハワイ語で飛び跳ねるノミを意味する名称が付けられているため、小さめで扱いやすく、初心者でも比較的簡単に弾きやすいことが特徴です。
スチールギター
「スチールギター」は、ギターを横に倒した見た目の楽器であり、弦の数は6〜12弦まであります。
エレキタイプとアコースティックタイプがあり、優しく滑らかな音色を特徴とします。
スラックキーギター
「スラックキーギター」とは、楽器の名称ではなくハワイアン独自のチューニングと奏法のことです。
緩めるという意味を持つスラックで使用するギターは、エレキギターやアコースティックギターなど種類は問わず、ゆるくのんびりとした音の響きが特徴といえます。
ビブラフォン
「ビブラフォン」は、鉄琴の一種であり、鍵盤の下で回転するファンが音を響かせます。
音板打楽器の中で最も新しく、音の幅が広いため初めて楽器に触る未経験者でも扱いやすい楽器といえるでしょう。
ハワイアンミュージックを演奏するハワイアンバンドの使用する楽器は他にも、ベース・キーボード・ドラムなど種類は豊富です。
日本のバンドでは使用することのない、ハワイ特有の楽器を使うことで、よりハワイアンミュージック独特の音を奏でることができています。