円安でもハワイ旅行を楽しむことができる?満喫した時間を過ごす方法とは
真っ青な美しい海に囲まれたビーチリゾートでありながらも、日本語の通じるホテルやショップも多いため、安心して海外旅行を楽しめるイメージが強いのがハワイ旅行です。
日本人の海外渡航先としてもっとも人気の高い場所ともいえますが、現在では円安やアメリカの物価高騰、エネルギー価格上昇などで状況が変わっています。
そこで、円安でもハワイ旅行を楽しむことはできるのか、満喫した時間を過ごす方法について紹介していきます。
日本のハワイ旅行に対する現状
ハワイの観光ホテルの稼働率は回復しているといえますが、多くはアメリカ本土から訪れる観光客であり、日本からは2割程度といえます。
その理由として挙げられるのが、円安などの影響で海外旅行に費用がかかるからであり、実際、ハワイを訪れる日本人の航空便予約もビジネスクラスやファーストクラスから埋まるなど高額所得者が多いとされています。
ハワイ旅行の為替の影響
ハワイ旅行にかかる費用は、コロナ禍前の1.5~2倍くらいまで高くなっているようです。
たとえばホテルの場合、コロナ禍前までであれば1泊300~350ドルで宿泊できた部屋でも、2023年のゴールデンウィーク以降は550~600ドルに高くなっています。
ワイキキビーチ沿いの5つ星クラスのホテルでは800~1,000ドルかかるため、宿泊費用だけでも負担が大きいと考えられます。
さらに飲食店でも物価高や円安の影響で5割は価格が上昇しており、為替の影響は避けられないといえるでしょう。
円安とは
「円安」とは、円1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に少ない状態を示します。
反対に「円高」であれば、円1単位で交換できる他通貨の単位数が多い状態です。
ハワイで買い物をしようと1万円をドルに換えるとき、1ドル100円の為替相場なら100ドルと交換できます。
しかし1ドル80円の為替相場では125ドルに増え、反対に1ドル125円なら80ドルにしか交換できません。
1ドル80円は1ドル100円よりも多くのドルに交換できるので円高であるのに対し、1ドル125円は1ドル100円よりも交換できるドルが少なくなるため円安であるといえます。
円安の中ハワイ旅行を楽しむ方法
ハワイ旅行を円安でも楽しむためには、遠出はさけてワイキキビーチやメインストリートを中心とした過ごし方がおすすめです。
宿泊においても、ホテルではなくリゾート物件を1週間単位でタイムシェアする方法を利用することや、飲食についてもレストランではチップが必要になるためフードコートなどを利用するとよいでしょう。