歴史を学ぶハワイ旅行で訪れたい「真珠湾」とは?パールハーバーの見どころを紹介
パールハーバーとも呼ばれているハワイオアフ島の南部に位置する「真珠湾」は、過去には真珠貝が養殖されていた海が陸地に大きく入り込んだ場所です。
複数の河口からできた入り江が存在する場所で、アメリカ海軍の敷地として使われています。
戦禍の歴史を残す場所も多く、日本人とアメリカ人のどちらも無視することのできない場所といえるでしょう。
そこで、歴史を学ぶハワイ旅行で訪れたい「真珠湾」について、パールハーバーの見どころといえる3つの場所を紹介します。
「パールハーバービジターセンター」
「パールハーバービジターセンター」とは、アメリカ軍基地であるパールハーバーが観光施設として、フォード島を含む「真珠湾観光案内所」が開放している拠点です。
7時から開業しており、アリゾナ記念館のチケットを受け取ったり音声ガイドをレンタルしたりできます。
「アリゾナ記念館」
「アリゾナ記念館」とは、真珠湾攻撃の戦禍を後世に伝える施設です。
真珠湾攻撃で海に沈んだ戦艦アリゾナ上に作られている記念館で、海上の記念碑ともいえます。
入場は無料であるものの、事前予約を取るか、当日朝早く時間指定のチケットを入手することが必要です。
また、バック等は持ち込み禁止であり、ベビーカーやスーツケースも持ち込めません。
乳幼児連れのファミリー層や、日本へ帰国前に荷物を持ったまま訪れるときなどは注意してください。
チケット入手後は、20分程度の映画を見て、フェリーによりアリゾナ記念館へと向かいます。
記念館内部には真珠湾攻撃で亡くなった方たちの名前が刻まれた大理石や、沈んだままの戦艦アリゾナからオイルが流れ出る姿などを目にすることができます。
このオイルは、水面で虹色に光るため、「アリゾナの涙」と呼ばれています。
「戦艦ミズーリ記念館」
「戦艦ミズーリ記念館」とは、全長270mを超える戦艦で、アメリカで最後まで現役活躍していたことで知られています。
1945年9月2日に降伏文書調印式が行われた場所でもあり、対岸のフォード島にある15分間隔で走る専用シャトルバスで到着します。
日本語音声ガイドを無料レンタルすることや、ガイドによる日本語ツアーなども準備されているため、利用するとよいでしょう。
降伏文書のレプリカに神風特攻隊に関する資料の展示もあるため、過去の歴史を知る上で訪れたい場所です。