海外旅行での水や生の食べ物の注意点

Pocket
LINEで送る

はじめに

海外旅行を計画するときは、楽しいことをたくさん考えてスケジュールを組んでいくと思いますが、旅行先で病気になってしまっては大変です。
もちろん日本の医療保険は使えませんので、海外旅行保険に加入するなど備えも大切ですが、まずは海外に行く際の飲み水の注意点を知っておく必要があります。
この記事では、海外旅行を最大限に楽しむために、海外での水事情や飲物を購入するときの注意点などについて、確認していきたいと思います。

水道水が飲める国は意外と少ない

日本にいると、飲み水の危険性を感じることはさほどありません。
しかし世界196か国のうち、水道水を飲み水として飲める国は、およそ11~15か国と言われています。
水道水が飲める国としてアジアでは、日本やアラブ首長国連邦。
オセアニアでは、ニュージーランドやオーストラリア。
アフリカでは、南アフリカ・ソレト・モザンビーク。
ヨーロッパでは、アイルランド・アイスランド・ドイツ・オーストリア・クロアチア・スイス・スウェーデン・フィンランド・スロベニアなどが挙げられます。

しかし、海外で水を飲んだことで、お腹をこわしてしまうなどのトラブルも考えられますので、飲み水として安全であると言われている国以外は、水道水を飲まないという認識でいたほうが良いでしょう。

おいしい水が飲める国とは?

前項で「水道水を飲み水として飲める国」をご紹介しましたが、その中でヨーロッパが最も水道水を飲める国が、多いことがわかります。そしてヨーロッパの水はおいしいとも言われています。
大自然の恵みをいっぱいに受けたヨーロッパの水は、インフラがしっかりしていること。
そして「水が健康に良い」という考えから、ヨーロッパの人々は、よく水を飲む習慣があるので、清潔なおいしい水が飲めると言われています。
ただし、ヨーロッパの水は、ミネラル分豊富な「硬水」ですので、日本人には合わない場合があり、お腹をこわしてしまうこともあるようです。
気になる場合は、ミネラルウォーターを購入することをおすすめします。

海外での水や食べ物の注意点

特に暑い地域や、衛生面が不完全な地域では、生水を飲まないようにして生の食べ物も食べないように心がけましょう。
どうしても水を飲む場合は、3~5分間沸騰させたものを飲み、食べ物は、サラダや果物など生のものを避けて、完全に火の通ったものを食べることが適切です。

また販売されているミネラルウォーターも、フタが未開封かどうかをきちんと確認して購入しましょう。(ミネラルウォーターと銘打って水道水を売る人もいるので)
ペットボトルのフタは、フタ本体とリング、そしてフタとリングをつなぐブリッジでできています。
未開封の場合は、回したときに固く止められており、開封するとカチッと音がなるようになっています。

海外外旅行を十分に楽しむために、注意すべき点はいろいろありますが、特に水や食べ物については、病気の原因となる可性もありますので、十分に注意して旅を存分に楽しみましょう!

Pocket
LINEで送る