海外旅行なるほど情報~免税店や出国税~税金ポイントご紹介

Pocket
LINEで送る

海外旅行や海外出張で免税店を利用すると言いますが、免税店で買い物をするとなぜ安くなるのでしょうか?
また、日本でも国の財源確保のために出国税という税金徴収システムが導入されるようです。海外旅行に関わる税金についてお伝えします。

 

免税店で買い物~なぜ安くなるの?

海外旅行の目的の1つに、免税店で買い物をして安くする目的がある人もいるようです。そもそも免税店はなぜ安いと言われているのでしょうか?
・消費税が掛からない
・関税が掛からない
関税も消費税も国によって違ってきます。日本なら8%の消費税ですね。関税は海外旅行先で買った商品について課税される日本の税金です。

 

海外旅行先の免税店で買物~必ずしも安くならない理由とは?

海外旅行先の免税店で爆買いをしたのに、日本で高い税金を支払う人もいるようです。
・免税店は税金ゼロではない
確かに、海外旅行先での免税店では、その国の消費税は0%となるでしょう。問題は日本の関税です。

 

日本の関税に要注意?

日本では海外旅行者であっても、条件を満たさない場合は課税されてしまうようです。いくつか例をあげてみましょう。
・海外旅行先で買い物の合計額が20万を超えている場合
・お酒なら760mlを3本以上買った場合
・日本製のタバコを200本以上買った場合
・外国製のタバコを200本以上買った場合
・同じお土産(お菓子)の合計が1万円以上の場合
など
例えば、50万円のバッグを購入したとします。20万円を超えてしまっているので、日本の空港で関税を支払う必要があるようです。海外旅行先で支払った消費税は空港で返還してもらえるものの、関税は支払わなければいけないというわけです。
19万のバッグと5万円のバッグを購入し、合計が20万を超えることがあります。それぞれの単品なら20万を超えないことになります。その場合、安い方を関税対象とすることが出来るようです。
海外旅行先の免税店などで爆買いをする場合は、日本の関税の課税対象となる事があります。そのため必ずしも海外旅行先の免税店で買い物がとても安くなる訳ではないようです。

 

出国税って?海外出張や海外旅行する人に不利?

日本でも出国税が課税されることになりました。海外旅行客が国へ帰省する場合、日本を出国することになります。その場合、1人あたり1,000円の出国税を課税することで税収を確保する試みをするそうです。
2020年の東京オリンピックでの海外からの旅行客は4000万人が見込まれているので、その経済効果は400億円以上になるというわけです。しかし、海外出張や海外旅行が多い人にとれば、出国税は1,000~3,000円の空港税と重なりさらなる負担になるようです。

Pocket
LINEで送る