登山経験があるなら必見！ハワイ絶景のスポット「ココクレーター・トレイル」とは？

第二次世界大戦の際に使用されていたトロッコ列車のレール跡がコースとなっている「ココクレーター・トレイル」。

脚力や体力が必要なコースであるものの、頂上はパノラミックビューの素晴らしく美しい景色を目にすることができる場所です。

登山経験がある方や、トレーニングで普段から歩いていたり足を鍛えていたりする方にはチャレンジしてほしいコースといえます。

そこで、ハワイ絶景のスポットといえる「ココクレーター・トレイル」について紹介します。

ココクレーター・トレイルのコースの特徴

ココクレーター・トレイルのコースは、線路だった枕木をたどる木組みの階段コースとなっており、スタート地点から頂上までは約1.3キロです。

枕木の階段は約800段、往復2.6キロ、標高差は270メートルのコースとなっています。

スタート地点から中盤までは比較的ゆるやかな傾斜であるものの、後半になると勾配が大きくなってくることが特徴です。

階段部分はすり減りなどで滑りやすくなっている場所もあるため、十分に注意して歩きましょう。

なお、中盤には高所を渡る橋もありますが、枕木の老朽化で安全と言い切れないことから、迂回路を通るようにしてください。

ココクレーターとココヘッドは名称が似ていますが、それぞれ違ったクレーターのため混同しないようにしてください。

それぞれの違いは以下のとおりです。

・ここクレーター…線路の枕木跡をたどるトレイルのある山

・ここヘッド…ココクレーターよりも低く海に突き出る形をした山で、ふもとにはハナウマ湾がある

ココクレーター・トレイルには、ココクレーターとココヘッドのふもと駐車場の「ココヘッド・ディストリクトパーク」から、ココクレーターを左前方に眺めながらアスファルト道を上り、左折して道なりに進むとそこがスタート地点です。

ココクレーター・トレイルは日陰がほとんどないため日よけ対策を十分行うようにしてください。

暑い時間のハイキングは避け、日焼け止めや水分補給の準備などを行うことが大切です。

また、老朽化が進んだ階段は不安定さや滑りやすさなど、危険な場所もあります。

あわてず着実に一歩一歩進んでいき、混雑しているときには互いに道をゆずり合って休息を取りながら歩きましょう。