直輸入品とは?ハワイで個人輸入した商品の販売は違法か簡単に解説

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ハワイから直輸入された商品が、インポートショップやインターネットなどで数多く販売されているのを目にすることもあります。

しかし事業者が商売目的で商品を輸入し販売する以外に、個人が個別に輸入し販売すると罪に問われる恐れがあるため注意しましょう。

輸入には個人輸入と業務輸入がありますが、販売目的でハワイからの輸入するときは業務輸入の手続が必要です。

そこで、ハワイで個人が直輸入した商品の販売は違法になるのか、簡単に解説します。

 

直輸入品とは

「直輸入品」とは、仲介商人を介すことなく直接輸入した国外の生産物や商品です。

 

輸入品の種類

輸入品の種類は以下の2つです。

・正規輸入品

・並行輸入品

 

それぞれ説明します。

 

正規輸入品

「正規輸入品」とは、海外のメーカーやブランドと契約している日本法人や正規輸入代理店が輸入・販売している商品です。

メーカーと契約している法人や代理人が扱うため、品質も保証されアフターサービスも受けることができます。

人気ブランド品などをフリマサイトなどで購入すると、偽物をつかまされるリスクもあるため、安心して購入したいなら正規輸入品を選びましょう。

 

並行輸入品

「並行輸入品」とは、海外の直営店や免税店などで並行輸入する業者の商品です。

並行輸入した商品が日本国内で販売されているため、正規代理店と違って定価に縛られず、安い価格で購入できることがメリットといえます。

しかし品質などの保証はなく、アフターサービスなどは受けることはできません。

また、模倣品が市場に混入しているケースもあるため注意が必要です。

 

個人輸入と業務輸入の違い

個人輸入と業務輸入は、主に目的が異なります。

まず個人輸入は、私的に使ったり消費したりすることを目的に、海外のショップやメーカーから直接輸入します。

業務輸入は、第三者へ販売・頒布することを目的に輸入するため、個人輸入とは異なる目的です。

なお、海外からの輸入商品の販売は、業務輸入の手続が必要になるため、手続をせずに個人が輸入し、販売して利益を得ることはできません。

頻繁に個人輸入を繰り返し、利益目的で販売していると、検挙・逮捕・差し止め勧告・罰金などの対象となるため注意しましょう。

 

薬事法に抵触する商品は特に注意

ハワイの化粧品なども人気が高いといえますが、個人輸入品の販売で薬事法に抵触する商品です。

医薬品・医薬部外品・医療機器・化粧品などがその例であり、販売目的で輸入するためには厚生労働大臣の承認・許可などが必要になります。

承認・許可を受けずに輸入・販売した場合は罪にとわれるため注意してください。

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