鳥取のパワースポットを散策してみる

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山陰地区は東京からだと空路や寝台列車(途中要乗継)のほか、大阪からは特急列車でそれぞれ鳥取入りが可能です。日本海に面しながらも東側は山陰海岸の一部、西は大山隠岐と二つの国立公園を擁しています。今回は鳥取地区のパワースポットを紹介します。

空港から近いスポット~鳥取砂丘~

山陰地区の観光スポットの一つとともに、南北で約2キロメートル弱、東西で16キロメートルと自然が作り上げてきた広大なスケール。見た感じでは砂漠じゃないかと錯覚してしまうほどです。営業所では記念写真を撮るなど、本物の生きているラクダにまたがって周辺を散策する体験ができます。

見どころとしては夕方で、日本海に沈む夕焼けと砂丘の組み合わせは、まさに芸術品に匹敵するほどの美しさです。日本海に面した砂丘ゆえに風のエネルギーが集まり、開運の宝庫の別名を持つとともに金運アップや恋愛成就といったご利益があります。

冬になると雪が降り積もるため、春から秋までとは違った表情を見せ、一味違う砂丘の姿が楽しめます。その他パラグライダーで、空から砂丘を眺めてみるのもひと味違う景色を楽しめます。

・住所:〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2164番地661号

三徳川に架かる橋~恋谷橋~

鳥取県中部の倉吉市から南東に位置する三朝温泉は、週末には関西や岡山地区を中心に観光客でにぎわいます。町を流れる三徳川に架かる橋が恋谷橋で、恋愛成就をメインとしたパワースポットであり、カップルだけでなく夫婦を中心として訪れます。

橋の歩道に縁結びのかじか蛙の像が設置されており、優しく丁寧に撫でてあげると恋愛成就のほか、夫婦円満や子孫繁栄、良縁の成就とそれぞれご利益があるスポットです。

かじか蛙の像の両脇には絵馬がかけられる場所があり、恋愛や良縁、それに夫婦が末永く続けられますようにと願いを込めて書いていく方が多いのも特徴で、夜になると温泉街のライトアップと満点の夜空が綺麗に見え、フォトジェニック的にも素敵なポイントです。

・住所:〒682-0100 鳥取県東伯郡三朝町

温泉から東~三徳山三佛寺 投入堂~

次に紹介する投入堂は三徳山三佛寺にあり、重要文化財の指定を受けています。706年に創建した仏閣で、断崖絶壁に神社が建てられています。それ故に参拝目的での訪問が困難な場所ですので、穴場の意味でのパワースポットとして注目され、三朝温泉や前述の恋谷橋のついでに立ち寄るほど人気を博しています。

ご利益については恋愛運アップや安産祈願のほか、仕事運や金運とされています。しかし、絶景としての意味でも訪れてみたい場所の一つとして注目されていますので、まさに「穴場の頂点」に君臨しても違和感はないのですが、服装と靴のチェックを受けて入山許可をもらう必要があります。山登りが要求されるため訪問の際には、登山靴の着用を推奨します。

・住所:〒682-0132 鳥取県東伯郡三朝町大字三徳1010番地

アニメマニア必見?!~妖怪神社~

最後は境港駅の商店街、水木しげるロードにある妖怪神社です。創建されたのは2000年の1月1日午前0時で、鳥取県内の仏閣の中で歴史は浅く、まだ若い神社です。商店街の愛称の由来が境港出身の水木しげる氏にちなんだもので、妖怪を題材とした数多くの漫画はヒットし、アニメ(有名すぎるため名前はあえて出しません)としてテレビで放送されたのは彼の功績が大きく働いた証拠です。

妖怪に会えるのではと話題は大きくなり、観光客が大勢詰めかけるまでに発展したため地域活性化に成功した例の一つです。この神社は北海道から沖縄までの妖怪が一堂に集うため、縁結びや交通安全、家内安全のほか、近くに港があるため海上交通の安全を祈願すると、ご利益を授けてくれます。お札やお守りは妖怪をモチーフにされています。

・住所:〒684-0004 鳥取県境港市大正町62番地1号

まとめ

鳥取県内のパワースポットは、山陰地区の自然によって生み出された力がそのまま凝縮して、それぞれのご利益になるよう力を与えてくれるスポットが各地に点在しています。さすがに全域を回るのは大変ですので、週末を中心にこのエリアをまわる計画を立てて訪問してみましょう。

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