沖縄県にある宮城島のパワースポット・ぬちまーす工場

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沖縄の玄関口、那覇空港から高速道路などを使って約1時間15分。うるま市の屋慶名から海中道路を通って、石油備蓄基地が島の半分を占める平安座島を経由し、小さい橋を渡ると宮城島です。島の東部に位置している工場では、うるま市の特産品である塩が作られています。今回はぬちまーす工場を拠点としたパワースポットを紹介しましょう。

遠くは津堅がよく見える~果報バンタ~

ぬちまーす工場の紹介をする前に、最初は周辺から説明しましょう。工場の駐車場の横には遊歩道が整備され、散策しながら歩いてみると小さな展望台へとたどり着きます。

その場所が「果報バンタ」と言われるパワースポットです。遠くは浜比嘉島や浮原島、さらに津堅島まで一望できるだけでなく、すぐ近くにある「ぬちの浜」までも見渡せる場所です。

なお、バンタは沖縄の方言で「崖」を意味しますが、果報(かふう)は「幸運」をそれぞれ意味しています。

この果報バンタは、様々な悩み、例えば会社の上司と部下、家庭では嫁姑問題など人間関係に疲れたケースもあれば、いやなことで困っているため、過去の気持ちを捨てて再出発を果たしたいなと考えている方にとってご利益があると言われています。

加えて、沖縄本島の絶景ポイントとして指折りの場所となっています。ちなみにぬちの浜は夜になるとウミガメが産卵のため上陸します。

エネルギーロード~龍神風道~

今度は工場側へ向けて歩いてみましょう。大きな建物がありますが、道沿いに沿って歩くと「龍神風道」に着きます。たどり着いた瞬間は感じることができないと思いますが、木々の合間に注目しましょう。

ここを利用して海を眺めてみると、浜比嘉島や津堅島、はるか南にある神々の地・久高島が一直線に見えるのが特徴であり、その特徴から神々の道を意味し、龍宮神のエネルギーがありとあらゆる方向へと流れていきます。

ご利益に関しては心体における健康面のほか、人生をもっと充実する意味でパワーアップを図る方もいれば、子宝が授かるよう祈願する方を中心に訪れています。

遠くは久高の海が見え、はるかかなたのニライカナイから舞い降りてきた神々が素敵なエネルギーをさずけ、様々な方向へと解き放ちます。

トリプルスクラム~三天御座~

鍾乳洞でありながらも、工場の敷地内にあるのが三天御座です。大地と天と海、三つの神様がそれぞれ集まり、神々の国からもたらしたエネルギーを放つための場所とされ、神聖なる存在とされています。

ソテツとガジュマルに守られていますが、工場の敷地の中にある珍しい存在で、工場の内部へ解き放つエネルギーのコアを司っています。

こちらを訪れる方は、会社経営者などといった組織における中心的な存在の立場にある方や学校や塾の先生などの指導者、人生の岐路の上で重要な覚悟を決めたいけどそれがまだ定まらない方など、それぞれの事情によってエネルギーを授かりたいという想いで訪問する方が多いようです。

三つの神様が与えてくれたエネルギーをもって、それぞれの方向において吉報となるようしっかりと決意をあらたに進むようにしたいものです。

そして・・・

最後は工場について説明しておきましょう。ぬちまーすは沖縄の方言で「命の塩」を意味しています。神々のエネルギーと海水で作り上げた命にとって大事な力を授けてくれる重要な塩であり、雪のように白くてさらさらとしています。

工場内は無料で見学でき、先に紹介したパワースポットで力を授かったら訪問をし、神々がもたらした力を注入した塩が生まれていく姿を見て、その後はレストランやショップでお買い物や食事ができます。また、女性の方はマッサージ用の塩を使ったハンドエステを体験することができます。

アクセス

交通アクセスについて説明しておきましょう。

・住所:〒902-2423 沖縄県うるま市与那城宮城2768番地
・現地へのアクセス
那覇空港から車で約75分
平安座総合開発伊計屋慶名線宮城中学校前下車徒歩約15分

まとめ

沖縄の命の塩とも呼ばれているぬちまーすの工場内にあるパワースポットは、いずれも海に大きくかかわりがあり、遠くはニライカナイからやってきた神々が沖縄に力を授けるための道として、宮城島を経由しています。観光だけでなく地元の方々もドライブで訪れる機会がある場所ですので、地元を再発見する意味でも訪問したい場所です。

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