ハワイ語に類似しているマオリ語とは?ハワイアンとの関係など簡単に解説

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ニュージーランド先住民族「マオリ族」の使用する「マオリ語」は、ニュージーランドでは英語と並ぶ公用語とされています。

日常で使う人はそれほど多くないものの、地名や食べ物の名称に使用されるなど、国民にも浸透していることが特徴です。

マオリ語は基本的にローマ字読みが多いため、日本人も発音しやすい言葉といえますが、そのマオリ語やハワイアンとの関係について紹介していきます。

 

マオリ語とは

「マオリ語」とは、ニュージーランドの公用語の1つです。

ニュージーランドの公用語は英語とマオリ語の2種類ですが、そのうちマオリ語はヨーロッパ人が入植する前からマオリの人達の間で話されていました。

ローマ字に近く、音節は必ず母音で終わるため、日本人でも話しやすい言葉です。

 

マオリとハワイアンの関係

もともとマオリとは、紀元後千年以降にタヒチ付近から西へと移動した人たちとされています。

そのため大海による隔たりはあるものの、ハワイアンとマオリには言葉の類似性だけでなく、多くの文化的な共通点などがあると考えられます。

ポリネシア人は中国南部や台湾付近から、フィリピンやソロモン群島の島々を南へと移動し、サモアやトンガへとたどりついた人たちとする考えとも一致しています。

ポリネシア諸語は複数に分けることができますが、この中でもハワイ語は、タヒチ語・マオリ語・マルケサス語などと同様に東ポリネシア諸語に属する言葉です。

 

代表的なマオリ語

マオリ語の中でも、頻繁に使われることの多い言葉として以下の種類が挙げられます。

ごく一部ですが、この中にもハワイ語とも共通する言葉があることが確認できることでしょう。

・アロハ(aroha)…愛

・アワ(awa)…川

・ハカ(haka)…マオリ伝統のダンス

・ハプ(hapu)…一族

・イウィ(iwi)…部族

・カイ(kai)…食べ物

・カラキア(karakia)…祈り

・コハ(koha)…贈り物

・マナ(mana)…名声・評判

・マオリ(maori)…先住民族

・マウンガ(maunga)…山

・モアナ(moana)…海

・モトゥ(motu)…島

・ヌイ(nui)…大きい・広い

・プク(puku)…腹・胃

・ランガティラ(rangatira)…位の高い人

・タイホア(taihoa)…延期

・タンギ(tangi)…葬式

・タオンガ(taonga)…貴重

・タプ(tapu)…神聖な物や出来事

・テレオマオリ(te reo Maori)…マオリ言語

・ティプナ/トゥプナ(tipuna/tupuna)…先祖

・ワイアタ(waiata)…歌・詠唱

・ワカ(waka)…カヌー・カヌー団

・ファカパパ(whakapapa)…家系

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