コンドミニアムとは?ハワイで宿泊する際の特徴とホテルとの違いを解説

コンドミニアムとは、アメリカやカナダの分譲タイプの集合住宅です。
日本では、リゾート地などで有権と利用権を区別し、所有者の利用しない期間に旅行者などへ貸す「賃貸型リゾートマンション」を指す言葉とされています。
ハワイ旅行の際に、ホテルではなくコンドミニアムを利用するケースも増えているため、特徴などを知っておくとよいでしょう。
そこで、コンドミニアムについて、ハワイで宿泊する際の特徴とホテルとの違いを解説します。
コンドミニアムとは
コンドミニアムとは、ハワイの分譲マンションであり、マンションのような集合住宅です。
ホテルと異なるものの、台所や洗濯機など、生活する上で必要な設備は備えられています。
そのため、ハワイ旅行でコンドミニアムを利用すれば、自宅で過ごすようなゆったりとした気分で宿泊できます。
ハワイなどのリゾート地では、コンドミニアムのユニットごとに所有者がおり、オーナーの使用しない期間は管理会社に物件を任せて、旅行者へと貸し出しています。
他にも、運営会社がコンドミニアムを所有し、ホテルのような運営で貸し出すケースも見られます。
ハワイのコンドミニアムの特徴
ハワイのコンドミニアムは、たとえばワイキキやアラモアナなどのホノルル中心部であれば、30〜50階建てなど高層のケースが多いといえます。
それに対し、オアフ島の郊外・ハワイ島・マウイ島などは、低層の建物や貸別荘対応のビラなどが多いようです。
なお、ヒルトン・グランドバケーションズやマリオット・バケーションクラブなどのタイムシェア形態では、コンドミニアムの所有権を1週間単位で販売しています。
Airbnb(エアビーアンドビー)で借りられる物件も、ハワイではコンドミニアム形式ものが増えているようです。
コンドミニアムとホテルの違い
コンドミニアムとホテルの違いは、その広さです。
ホテルの場合、スイートルームなどを除くと、ほとんどが一室の貸し出しとなります。
対するコンドミニアムでは、リビング・ダイニング・キッチン・ベッドルームなどで構成されるユニットの提供となり、広い居住スペースを借りられます。
食事を作ったり自宅感覚で過ごしたりできることや、1ベッドルーム・2ベッドルーム・ステューディオなどのタイプもあるため、人数に応じて選びやすいことも魅力です。
ただし、ホテルのようなレストランやルームサービスなどは提供されておらず、コンシェルジェやベルボーイなどもいません。
タオル・シーツの交換やゴミ捨てなどのメイドサービスも原則ないとされていますが、ホテルタイプの運営のコンドミニアムなら、3日に1回程度で同様のサービスが提供されます。