ハワイアンファブリックとは？使われる素材と施されるデザインを紹介

ハワイアンファブリックとは、南国を連想させる独特な模様の布地であり、ハイビスカスやヤシなど南国特有といえる植物や果実などが表面に描かれています。

たとえばハワイ旅行の際、ホテルのベッドカバーやクッションなどに使用されていることや、アロハシャツやフラダンス衣装などにも使われていることが特徴です。

そこで、ハワイアンファブリックについて、使用される素材や施されるデザインを紹介します。

ハワイアンファブリックとは

「ハワイアンファブリック」とは、ハワイ独自の布文化の1つです。

使用されている素材は、ポリエステル・綿・レーヨンなどであり、特にポリエステルと綿の混紡であるポリコットンはシワになりにくいため多く利用されています。

レーヨンやポリエステルはさらっとした着用感のため、着やすさや洗濯後に渇きやすいことが特徴といえるでしょう。

ただ、入荷自体が少ないことや、種類もそれほど多くないため、柄を重視して選ぶならポリコットンがおすすめです。

海外で綿は高級素材として扱われており、ハワイアンプリントの種類は数が少なく、日本製の綿生地が使用されることも少なくありません。

ハワイ現地では、日本らしさを感じさせる相撲取りや寿司の柄がデザインされた綿生地が人気であり、お寿司の柄が入ったものが人気です。

ハワイアンファブリックに施されているデザインは、ハワイの自然・植物・生き物などであり、それぞれ意味や想いが込められています。

また、ハワイの以下のアイランドカラーを意識したデザインなども多いといえます。

ハワイ島……赤

マウイ島…ピンク色

カホオラヴェ島……薄い藤色

ラナイ島……オレンジ色

モロカイ島……緑

オアフ島……黄色

カワイ島……紫色

ニイハウ……白色

たとえばマウイ島に旅行に行ったときは、ピンク色のハワイアンキルトを使ったハワイアンファブリックを購入し、手土産に渡せばハワイのアイランドカラーを理解している人だと感心されるでしょう。

また、多くはハワイを象徴する植物であるハイビスカス・プルメリア・ヤシや、ハワイの自然の景色ともいえる海や波、ウミガメやヒトデなどの生物などがモチーフとして使われています。

それぞれのモチーフには意味があるため、伝えたい想いのデザインされたハワイアンファブリックを渡すとより印象的です。