熱帯雨林気候とは?ハワイで該当する場所や特徴について紹介
ハワイ諸島は複数の気候区分が存在しているものの、特にその多くは熱帯雨林気候が占めています。
同じ島でもエリアによって異なる天気であることもめずらしくないハワイですが、季節は夏と冬に分かれて冬はやや雨が多くなります。
しかし冬でも日中の晴天率は比較的高く、気温も上がるためビーチでも過ごしやすいといえるでしょう。
夏も湿度は低く、常に貿易風が吹いているので年間を通じて快適に過ごせることが特徴です。
そこで、ハワイで多くを占める熱帯雨林気候について、該当する場所や特徴を紹介します。
熱帯雨林気候とは
熱帯雨林気候とは、高温多湿で乾季がなく、月平均気温26〜28℃と年較差が小さいことが特徴です。
モンスーンにより雨季と乾季が見られることも特徴といえますが、熱帯原野気候は緯度の高い地方に見られ、気温の年較差も比較的大きめといえます。
ハワイは熱帯雨林気候
熱帯雨林気候とは、ハワイでは2番目に広域を占める気候区分です。
イルアやカニオヘを含むオアフ島エリアや、他島の海岸沿い地区などが該当します。
イメージとしては暖かく南国のパラダイスの気候といえるものの、ステップ気候より湿気や雨量があります。
ハワイの熱帯性気候エリア
熱帯に見られる熱帯性気候は、年間通して高温・多雨です。
気温の日較差は年較差より大きめで、温帯のように季節変化はありません。
ハワイの熱帯雨林地域として挙げられるのは、ヒロ・ホノカア・ハヴィ・ハマクアコースト・カラパナなどです。
どの場所も雨が多く、乾季がほとんどないことが特徴といえるでしょう。
たとえばハワイ島の郡庁のあるヒロを例に挙げると、乾季のほとんどない熱帯雨林気候です。
年間平均降雨量は約3,300mmで、オアフ島ホノルルの約5倍の多さではあるものの、夕方から明け方にスコールが起こる降り方なので日本の梅雨のようにじめじめとしていません。
7~9月は気温が上昇するものの、年較差は2~3度程度であり日中の気温差も7~10度です。
ハワイ島は多くの気候が存在する場所
ハワイ島は多くの気候が存在する場所としても知られています。
種類としては、熱帯雨林・熱帯モンスーン・ステップ・砂漠・地中海・ツンドラ気候などを体験できます。
ハワイ島で体験できない気候は、亜寒帯・氷雪気候です。
地球上のほとんどの気候がハワイ島に存在することで、不思議な力の宿るパワースポットではないかともいわれています。