ハワイにおけるプロテスタント教会とは?歴史的な場所と種類を紹介

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ハワイにおけるプロテスタントは、遡ること1820年の宣教師団上陸をきっかけにスタートしました。

その際、歴史的な教会が数多く建立されましたが、ホノルルのカワイアハオ教会や聖アンドリュース大聖堂などが有名であり、現在でもハワイ王族との歴史に深く結びつく場所として知られています。

日本人移民をルーツとしたプロテスタント教会なども存在するなど、ハワイには多様な文化が共存しているといえるでしょう。

そこで、ハワイにおけるプロテスタント教会について、歴史的な場所と種類を紹介します。

 

ハワイのプロテスタント教会の種類

ハワイのプロテスタント教会には、主に以下の場所があります。

・カワイアハオ教会

・聖アンドリュース大聖堂

・ワイオラ教会

 

カワイアハオ教会

カワイアハオ教会とは、ホノルルの行政区ダウンタウンにあるオアフ島最古の教会です。

ハワイでは、最初のプロテスタント教会とされており、ハワイ王国時代には国王の戴冠式・結婚式・葬儀なども行われた冠婚葬祭の場でもありました。

王国6代目のルナリロ王の墓所もここにあるなど、まさにハワイを代表する歴史的な教会といえます。

ダウンタウンを散策する際には、見学しておきたい史跡といえるでしょう。

 

聖アンドリュース大聖堂

聖アンドリュース大聖堂とは、1861年にハワイ王国・カメハメハ4世夫妻によって設立された英国国教会です。

すでにハワイでは1820年代にはプロテスタント系、1840年代にはカソリック系の教会がありました。

しかし、英国国教会は、カメハメハ4世とエマ王妃から直接の招聘を受けて、ハワイへ参入しています。

そのため、もともとの教会の下の土地はカメハメハ4世の所有地でした。

エマ王妃は、聖堂建設に向けた資金集めにも尽力するなど、カメハメハ4世夫妻との縁の深さを感じさせます。

ハワイ王国が崩壊した後は、リリウオカラニ女王が洗礼を受けて通ったとされており、現在では挙式会場としても人気があります。

 

ワイオラ教会

ワイオラ教会とは、マウイ島ラハイナにある教会です。

マウイ島では最も古いプロテスタント教会であり、ハワイ王国の初期王族が眠る墓地もあります。

1823年にハワイ王族の土地にアメリカ人宣教師が設立した協会ですが、当初は別の名前だったといわれています。

度重なる破壊と再建を経て、1954年に現在の礼拝堂が再建されたという経緯もあります。

また、教会裏手の地区モクウラは、以前、王族の暮らしたマウイ島指折りの聖地といわれています。

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