ハワイのローカルフード「フリフリチキン」の魅力・特徴と作り方とは

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ハワイのローカルフードである「フリフリチキン」をご存じでしょうか。

独特の甘辛いソース「フリフリソース」に骨付きチキン丸1羽を漬け込み、炭火の上でグルグルと回転させながら焼き上げることが特徴のバーベキューチキンのことです。

鶏肉を直火焼きする照り焼きチキンの1つであり、ハワイ料理として大変人気があります。

そこで、ハワイのローカルフード、フリフリチキンとはどのような料理なのか、その調理方法について紹介します。

フリフリチキンの特徴

「フリフリチキン」とは、ハワイ料理の1つで鶏肉を直火焼きしたテリヤキチキンの一種です。

フリフリチキンの「フリ」は、ハワイ語で「返す」や「回す」といった意味ですが、調理方法も鶏肉を串に刺したり網に置いたりして、甘いタレである「フリフリソース」を繰り返し塗り直火焼きしていきます。

もともとフリフリチキンは、ハワイ島ヒロ出身のポルトガル系人と日系人養鶏農家でつくられました。

1950年代半ば、養鶏農家の寄り合いでボルトガル系人の母のレシピに基づいた照り焼き風ソースを使ったチキンバーベキューをふるまったところ、好評だったために共同でオアフ島のエヴァ・ビーチに「パシフィック・ポウルトリー・カンパニー」を設立し、レシピに基づいたソースとバーベキュー用チキンの量産を始めました。

資金調達を専門に行うファンドレイザーの目の前でフリフリチキンを焼き、教会や学校でフリフリチキンを焼いて売ってもらう形式で資金集めを行い、数年で何百万ドル出資金が集まったともいわれています。

フリフリチキンの作り方

ハワイで人気のフリフリチキンは、ロードサイドの屋台やドライブインだけでなく、格式の高いレストランなどでも提供されています。

ハワイ旅行に行ったときに網の上にずらりと並べられた状態で販売されているフリフリチキンを目にしたことがある方もいるでしょうが、フリフリソースのレシピも様々です。

パイナップルジュース・ケチャップ・しょうゆ・ごま油・しょうゆ・にんにく・蜂蜜・黒砂糖など、何を材料とするかは提供する側のレシピにより異なります。

直火焼きは串焼きと網焼きのどちらでもよいとされますが、ポイントは焼いている途中で何度も返しながらソースを塗ることです。

ハワイに行ったときだけでなく、日本でも気軽に作って食べることができる料理なので、試してみるとよいでしょう。

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