ハワイの州警察とは？現状とホノルルの治安・連絡方法など簡単に紹介

ハワイ州は、命名された州警察や道路警邏隊組織を保有しない唯一の州といわれています。

8つの大きな島で構成される列島であり、陸続きの土地ではないため、管轄地域から別のエリアへ移動できません。

その代わりに、道路警邏隊は4つの警察組織が担当する州の5つの郡それぞれの内部において実行されます。

そこで、ハワイの州警察の現状や、ホノルルの治安・連絡方法など簡単に紹介していきます。

ハワイの州警察の現状

ハワイ・ホノルル市の市⻑は、2024年3月の施政方針演説で、警察官不足解消に向けた採用時の特別手当25,000ドルを支給することを発表しました。

リクルートツールと呼ぶ手当であり、パトロール警官の増員は必要なことであり、最大の雇用活動としています。

特別手当は訓練期間中に支給されるため、採用後は3年間、ホノルル警察で働くことに誓約することが必要です。

警察組合も賛同している取り組みであり、ハワイ州警察官組合の会⻑も契約手当を大変喜んでいるとしています。

警察組合の公表しているホノルル警察の欠員人数は437人であり、昨年よりも20%以上増えているようです。

8 年前は275人だったため、欠員250%増えたことを意味する危機的状況としています。

ハワイはアメリカの中でも上位に入る治安の安定した州です。

ただし世界から観光客が多く訪問するため、観光客狙いのスリ・置き引き・詐欺・車上荒らしなどの軽犯罪は頻発しています。

ホノルルやアラモアナなどの観光の中心といわれる場所も、日中は多くの観光客で賑わうのに対し、夜は一気に人通りが少なくなって犯罪は増加しやすくなります。

細い路地や薄暗い場所は危険であるため、1人で歩くことは避けてください。

ハワイの救急車・消防車・警察に連絡するときは、すべてダイヤル911をかけます。

電話が繋がったら「Japanese operator, please.（ジャパニーズ・オペレーター・プリーズ）」と伝え、日本語が話せるオペレーターをリクエストしてください。

その後で事情を説明するとよいですが、近くに交番があれば直接行くこともできます。

ハワイの安全を守るホノルル・ポリスのことは、「ホノルル警察博物館」に足を運ぶことで知ることができます。

ホノルル警察は、カメハメハ大王時代からその歴史が始まったとされています。

足を運ぶことで、ガイドブックなどでは紹介されないことを知ることができます。