ホノルルマラソンとは？その魅力や主催者・参加資格を簡単に紹介

1973年にスタートした後は、日本人も多くが参加する世界最大級の市民マラソン「ホノルルマラソン」。

世界有数のリゾート地であるハワイで開催されるため、コースの景観の素晴らしさや沿道の人たちの心のこもった応援で盛り上がるなど、とても高い評価を得ているイベントです。

初心者など誰でも参加しやすいマラソンであるのは、特に時間制限など設けられていないからといえます。

ランナーの祭典ともいえるハワイのホノルルマラソンについて、その魅力や参加資格など紹介します。

ホノルルマラソンとは

「ホノルルマラソン」とは、1973年に心臓病専門医が、心臓病のリハビリ・予防に向けて長距離をゆっくり走ることが良いと考えたことに基づきスタートしたイベントです。

健康市民マラソンの原型といえるイベントであり、開催された当時は162人の参加者しかいなかったものの、今では毎年3万人程が参加する大きな大会となっています。

スピードを競うわけではないマラソン大会のため、競技終了の制限時間は設けられていません。

あくまでも自分のペースで完走することを目標とするため、参加資格を取得する抽選などはなく、７歳以上の方なら誰でも参加できます。

ホノルルマラソンの主催者は、現地で活動しているNPO法人・非営利団体「ホノルルマラソン協会」です。

地元の市民ボランテイアが運営を支えており、海外からの参加者も歓迎のムードで迎え入れてくれるのは、ハワイ特有といえるアロハスピリッツに満ちたイベントだからでしょう。

ハワイを盛り上げる大きなスポーツイベントとして世界でも認知されているため、日本からも多くの方が参加しています。

先にも述べたとおり、ホノルルマラソンは時間制限なしで7歳以上から参加が可能です。

一般的なフルマラソン大会の場合、制限時間内に完走しなければ失格扱いになります。

しかしホノルルマラソンは、制限時間がないため、初心者でも自分のペースで参加しやすいことが特徴です。

ベテランのランナーだけでなく、たとえば子連れの家族でも参加できる世界的なマラソン大会はホノルルマラソンだけといっても過言ではないでしょう。

世界のトップアスリートも多く参加するため、有名なランナーや芸能人と一緒に走ることができる可能性もあります。

市民ランナーに混ざって有名人が走っている姿を目にすると、どこか親しみを感じさせてくれることでしょう。