大阪のパワースポット

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近畿地区における代表的な都市は大阪で、豊臣秀吉が天下を統一したのもこの地です。その後は水の都として商業中心の都市で栄えてきました。1970年、郊外部の茨木で万博が開催されましたが2025年、再び開催されることから関西地区は新たに注目されています。
今回は、そんな大阪にあるパワースポットを紹介します。

路面電車を降りて・・・~住吉大社~

大阪難波の恵美須町から可愛らしい路面電車に揺られながら南へと下り、帝塚山を越えると住吉大社へ到着します。最寄りの鳥居前で降り、太鼓橋を超えると本殿へとたどり着きます。大阪府内で規模が大きい神社で、全国にある住吉大社の総本山であることから年末年始や節分のシーズンを中心に参拝客でにぎわっています。

境内では童話でおなじみの一寸法師のお椀(子宝や安産、出世)のほか、五代力石(知力、体力など)や住吉神兎(無病息災)といったパワースポットが点在しています。一説によると浦島太郎や金太郎も住吉大社とゆかりがあるという説が流れており、私たちが子供の頃に読んだ日本童話との関連性があるかもしれませんね。

学問の神は京都だけにあらず ~大阪天満宮~

京橋駅から片町線の電車に乗り、東西線と改められた新区間を走って二駅目となる大阪天満宮は、学問と縁がある神社です。受験生にとって学問の神様といえば、福岡の大宰府と京都の北野天満宮を連想させますが、今回お話しする天満宮も学問と縁があるのです。

菅原道真公が大宰府へ向かう途中に立ち寄ったのが大将軍社で、彼がここに祀られたのがきっかけとなったという話も残されています。それ以降、学問だけでなく商業や芸能関係に携わる方々がここで参拝するのも、自分がこれからたどるであろう道を成就することを願う意味があるからです。

余談ですが、天神祭は毎年夏に開催されています。

都会の中の仏閣 ~サムハラ神社~

梅田駅から阪神本線に乗って野田で地下鉄に乗り換え、二駅目となる阿波座駅で降りて南東へ向かって歩くとサムハラ神社へと到着します。一般的な仏閣はカタカナでの名前は使わないという意味では異例の存在です。ビルの周りに囲まれていることから、都会の中にある神社という色合いが強く感じることでしょう。

危難除けや延命長寿といったご利益があり、大阪の仏閣の中ではハイパワーを誇るともいえるパワースポットで、一度は訪問しておきたい場所として人気を博しています。小ぢんまりとした神社でありながらも、幸福を維持したり静かで穏やかという意味合いを持つ名前の神社です。

だんじりの郷のパワースポット ~意賀美神社~

天王寺駅から関西空港へ向かう快速電車に揺られながら南下し、東岸和田駅からバスに乗り換えてから阪和の山々へと向かって進むと、意賀美神社へ到着します。ここでは龍神様が祭られており、境内には雨降りの滝(現在はアクセス不可)などがあることから、自然に囲まれた静かな場所にあることを物語っています。

パワースポットという意味では抱岩さんと呼ばれる大きな岩があり、歯痛に悩まされている方にとってありがたい存在といえるでしょう。なお、参拝が終わったら歯科医院へ行って診察をしておきましょう。早期治療へつながる道しるべでもあり、健康な歯を保ち続けておきましょう。

大阪府東部 ~小松神社~

最後は、京橋駅から片町線で東へと進み、町の景色も都会から郊外の町へと姿を変えながら進み、星田駅で下車しバスに乗って生駒方面へと進むと小松神社です。星田妙見宮という別名を持ち、日本で二番目に隕石が落ちた場所として知られており、天と地と人の三つを結ぶ場所として認知されています。

また、七夕伝説発祥地ともされており、関西屈指のパワースポットとされています。社務所から拝殿へと向かう参道の階段をゆっくりと登っていくと、清らかで心地よい風が吹いてくることでしょう。その他親子杉は家内安全のパワースポットであることから親子で日帰り参拝してみるとよいでしょう。

まとめ

以上、大阪府内におけるパワースポットについて紹介しましたが、市内のスポットだけでなく、郊外のスポットにも足を延ばしてみるのもよいでしょう。

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