甲斐の国のパワースポット昇仙峡

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山梨県甲府市から北へ少し進むと見えてくるのが昇仙峡であり、秩父多摩甲斐国立公園の一部となっています。東京都内からも日帰りで行ける距離に位置しており、訪れる観光客の方にパワースポットとしても人気を博しています。

昇仙峡の荒川沿いについて

山梨県道7号線の一部が昇仙峡グリーンラインという愛称の道路で親しまれ便利にアクセスでき、その玄関口となる長潭橋と呼ばれる山梨県内で最古のアーチ橋を渡ることから始まります。亀石や大砲岩、猿岩に熊石などの奇石は長い時間をかけて作り上げられ、その岩などから自然のパワーを得ることができると言われています。その途中にある登竜岩から北へと進むと愛のかけ橋へたどり着きます。

パワースポットの種別は恋愛系で、恋人同士で渡ると吊り橋効果の力でドキドキし、スリル満点の渓谷の景色を眺めながら力を合わせて渡ると、良き方向へ導かれると言われています。ちなみに地響きすると太鼓の音のように返ってくる天鼓林はこの近くにあり、県の天然記念物として指定されています。

遊歩道を歩きながら

その天鼓林から北東へと進むと覚園峰へ到着します。高さが180メートルある昇仙峡における主峰です。天狗岩は男性的なので、自然のパワーを授かるとも言われています。そこから少し北へ進むと仙娥滝で、落差が30メートルあるためその迫力に圧倒されます。正面側にある枯れ沢がパワースポットとなっています。

滝から流れるマイナスイオンを感じながらも、天気のいい日だと木漏れ日が反射することで輝く光景を見ることができ、運が良ければ虹を見ることもできます。

さらに山頂を目指すと

遊歩道の終点となる仙娥滝の近くにあるロープウェイの駅から山頂まで登ってみると、皆山梨県南部に位置する富士山を拝むことができる遥拝所があります。こちらもパワースポットで山頂駅の近くに鈴投げ広場があり、ハートをかたどった穴に投げ鈴をして、入ると願いが成就すると言われています。

また山頂駅から約10分程度歩くと、一枚岩がある弥三郎岳があり別名は羅漢寺山と言われています。巨大な一枚岩が頂上で、その岩の上に上るだけで富士山から発する大地の気力の一つである龍脈を感じることができるという評判も聞かれます。

奥へと進むと

ロープウェイで昇仙峡へ戻ると夫婦木神社姫の宮がすぐそばにあり、さらに北へ進むと、その本山へたどり着きます。前者は御神木が女性をかたどっており、子授けのほか良縁、それに運転神社の一面を持っているため旅路の安全を、後者は子授けのスポットで御神木に触れると子宝に恵まれると言われています。

その夫婦木神社から少し北へ行くと金櫻神社があります。パワースポットが金運とされ名前の由来となった鬱金の桜が御神木で、金の成る木とされています。最も強いパワーを発するのは4月下旬であると言われ、金運アップを目的に訪れる方が多くいます。

まとめ

昇仙峡のパワースポットはエリア区域内全般であり、その要因の一つとしては山梨県南部の富士山から発生する龍脈のため、体と心の浄化作用をもたらしてくれると言われています。そのパワーストーンは大きな御利益を授かるともいわれ、その源ともされています。

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