筑波山は全体がパワースポット
茨城県南部に位置する筑波山は、ふもとにある筑波山神社を中心として、山そのものがパワースポットとして注目を集めています。日本百景としてノミネートされ、男体山と女体山の二つの峰から成り立っているのが特徴です。
筑波山神社
まずは、ふもとに位置する筑波山神社から紹介しましょう。御神体は筑波山でイザナギノミコトとイザナミノミコトが本殿です。境内にある樹齢800年以上もある巨木を眺めるだけでもパワーを感じることができ、パワースポットは良縁と交通安全のほか、心願成就とセットとなっています。
実際に登山してみよう~まずは男体山~
筑波山へと向かう時、神社から北西に位置したケーブルカーの宮脇駅から乗車して、山を登りますが、秋には紅葉の季節となりもみじが沿線を彩ります。8分間の短い旅の後は、筑波山頂(御幸ヶ原)へとたどり着き、そこからさらに上へと向かって進みます。まずは男体山から挑戦していきましょう。
最初は立身石で、樺太に海峡を発見した間宮林蔵が幼少期に祈願したことで知られ、心願成就を目的に訪れました。この岩は出世と金運に効果のあるパワースポットとして知られています。商売をしている方にとって繁盛できるほか、サラリーマンなどは部長など役職へステップアップのため出世と、それぞれの御利益があるほどです。
次は男体山の山頂を経由してから大石重ねへと向かいます。ふもとの神社にて、願い石に成就させたい事柄を書き、その石を重ねて置けば願いが叶うと言われています。
休憩した後は~女体山~
次は山頂駅から女体山を目指して登山します。そのスタート地点付近に立つ紫峰杉は、樹齢800年以上の歴史を有し、境内の巨木共々自然のパワーを得ることができます。次に鶺鴒石で、鳥が止まって男女1組に恋の道を説いたことが言い伝えとなり、パワースポットは縁結びです。
次に紹介するのはガマ石です。石の形状がガマガエルに瓜二つであることから、小石を口の割れ目に乗っかるように投げるだけで、金運が向上されるといった御利益があるほどです。そしてさらに上っていくと女体山の山頂へと到着します。御本殿となるイザナミノミコトが祀られています。
その近くにある天野浮橋を渡れば、女体山の頂上地点へと到ります。前述の男体山共々、関東平野が一望できるため天気が良い日に訪れると遠く神奈川の丹沢山や、静岡の富士山などが見えるといわれるため、首都圏の絶景ポイントの一つです。
交通アクセスなど
最後に、筑波山神社までの交通アクセスなどについて紹介しておきましょう。
・住所:〒300-4352 茨城県つくば市筑波1番地
・お問合せ先:029-866-0502
・交通アクセス:首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線つくばからシャトルバス乗車
・備考:駐車場有
まとめ
筑波山は二つの峰で成り立っていますが、それらがパワースポットであることから、都心から比較的アクセスできる距離ゆえに、日帰りでお出かけできるのが特徴となっています。