ハワイのソウルフード「ロコモコ」の誕生の由来と人気の理由とは?
1940年代にハワイ島ヒロで生まれたのがハワイを代表するフード「ロコモコ」です。
白飯をよそおったその上に、ハンバーガーのパティと目玉焼きを乗せて、グレイビーをかけたハワイ料理ですが、日本では「ロコモコ丼」として提供されることもあります。
ハワイに住む方たちにとって郷愁を誘うソウルフードともいえる食べものであり、ご飯にハンバーグをのせてグレービーソースをかけたシンプルな料理です。
ハワイに住む地元住民の間で広まった食べものですが、現在は観光客にも愛され親しまれている料理としても知られています。
そこで、ハワイのソウルフードであるロコモコの誕生の由来や、人気があるその理由について紹介していきます。
ハワイのソウルフード「ロコモコ」誕生の由来
ハワイのソウルフードといわれるロコモコは、うまい・安い・早いが特徴で、満腹感も得られる優れモノです。
そのロコモコが誕生したのは1940年代で、ハワイに住む日系移民により考案されました。
お金のない男子学生が、安くて満腹感を得ることのできるメニューとしてつくられた料理で、ハワイ島ヒロの食堂「リンカーン・グリル」の女性主人が作ったそうです。
当時のロコモコは25セントだったので、学生だけでなく多くの方から人気を得ることとなり、食堂の定番メニューとして扱われるようになりました。
そしてオアフ島を含むハワイ全域にそのメニューが広がったとされています。
店ごとに様々なロコモコが誕生
ハワイでロコモコを注文するのは地元の方たちだけでなく、観光客など幅広いことが特徴です。
ハワイ島でのびのびと飼育された牛・鶏・卵・野菜を使ったこだわりのハワイ産ロコモコを提供する店もあれば、動物製品を一切使用しないビーガン用やベジタリアン用のロコモコを提供する店もあります。
さらにロコモコをハンバーガーにした店もあるようで、ボリュームがある料理ように見えて実際食べてみれば軽さが特徴ともいわれています。
いずれにしてもジューシーで肉厚なハンバーグが使われていることが多く、どの店もハワイらしさをウリにしたロコモコを提供しているといえるでしょう。
今後、ロコモコを巡ってどのようなアイデアが生まれヒットするかは未知数といえますが、ハワイに旅行に行った際にはいろいろな店の特徴あるロコモコを味わってみるのも楽しいかもしれません。
現地でしか味わえない本格的なロコモコを楽しむとよいでしょう。