アロハ・ステートとは?ハワイ州をあらわすニックネームマハロとの違い
「アロハ・ステート」とはハワイ州の愛称(ニックネーム)のことです。
たとえば日本でも、「うどん県・香川」や「温泉県・大分」など、親しみやすい呼び方をするケースと似ています。
アメリカではオレゴン州「Beaver State」やカリフォルニア州「Golden State」などどの州も愛称があり、ハワイ州は「Aloha State(アロハ・ステート)」で「アロハ州」と呼ばれています。
そこで、アロハ・ステートについて、ハワイ州をあらわすニックネームマハロとの違いを紹介していきます。
アロハとは
ハワイ語で「アロハ(Aloha)」とは、主に「愛」を表す言葉として使われています。
愛・愛情・信用などを意味する言葉であり、ともに生き経験を分かち合う喜びを表す特別な言葉です。
マハロとアロハの違い
「マハロ(Mahalo)」とは、「あなたらしく生きることができますように」といった願いが込められている言葉です。
アロハ(aloha)にも含まれる「ha」という言葉は、生命・呼吸・魂・神の息吹といった意味を持つ言葉であるため、「Mahalo」は神の息吹の中にあるようにといった意味も込められます。
ハワイ州の特徴
ハワイ州は「アロハ・ステート」と呼ばれるアメリカ合衆国の州の1つです。
1959年にアメリカ合衆国の50番目の州として指定した最も新しい州でもあり、8つの島から構成されています。
その中でもハワイ島はハワイ州の中で最も大きな島であり、世界遺産とされているキラウエア火山や世界の天体望遠鏡が設置されているマウナケア山で知られている島です。
ビーチリゾートが有名な「マウイ島」は、毎年多くの観光客が足を運んでいます。
どの島々も1年中穏やかな気候に恵まれており、「太平洋の十字路」と形容される位置にあります。
ハワイ州には、先住民であるポリネシア系だけでなく、アジア系や白人系など色々な文化をはぐくむなど、異国情緒のある場所となっています。
別名「アロハ・ステート(Aloha State)」と称されており、歓迎や別離のあいさつ・愛情表現として使われる「アロハ」は、ハワイ語でも特に住民の気風を象徴しているといえるでしょう。
ハワイ文化と呼ばれるものとして、
・キャプテン・クックが目撃したサーフィン
・渡来した宣教師が考案したムームー
・サトウキビのプランテーション
・ポルトガル労働者が持ちこんだ民俗楽器が原形のウクレレ
・ウクレレによるハワイアン音楽
・明るい原色のアロハ・シャツ
などいろいろありますが、多くが人種のるつぼと呼ばれるハワイ文化の性格を物語っています。