ツーリングによる事故で多いのは?無事に帰ってくるためのポイント
交通事故に占める自転車の割合は18%ほどです。2015年からは、左の路側帯しか走れなくなっていますので、歩行者と衝突することはあまりないようですが、その一方で、自動車との接触事故には気を付けて走らなければいけません。ツーリングの事故対策をお伝えします。
車の免許は持ってないけれどそれが何か?ツーリングをする場合の注意点
車の免許を持っておられる方は、ある程度、道路を自由に走れるのではないでしょうか。しかし、車の免許は持たずに、ツーリングを楽しまれる方の中には、車との接触事故をさけるためのポイントがつかみにくいかも知れません。そこで、車から見た危険な自転車をご紹介します。
路側帯をはみだしている
自動車は自転車を追い越そうとしますので、対向車が大型車になるなどすれば、自転車の方へよるため、接触事故の可能性が高くなります。路側帯からはみでないのがポイントです。
雨や砂利のある曲がり角のスリップ
ツーリング中のスリップは車との接触事故につながります。横断歩道のラインの上は滑りやすいです。他には雨の日の路側帯のライン、急な曲がり角のスピードの出し過ぎなどに注意しましょう。少しの砂利が落ちているだけでスリップしてしまうこともあります。
自転車ツーリングで気を付けるのは交差点
ドライバーが自転車のツーリングが危ないと思っている理由として、交差点での自転車の右折があげられます。ほとんど車と同じスピードで走っているので、交差点の右折時も、車が曲がるのと一緒に曲がっても問題ない技術を持っておられる方もいます。しかし、右折専用信号がついていない信号機の場合はとても危険です。対向車の死角から、オートバイやバイク、他のツーリング自転車などが直進してくることもあるからです。
自転車専用横断歩道が来た道の直進上にある場合と道の外側にある場合
自転車ツーリングで右折する時に、自転車専用の横断歩道がある場合は、横断歩道を通って右折します。この時、横断歩道が走ってきた道路の直線状になく、道路の外側に自転車歩道用横断歩道も記されている横断歩道である場合、交差点の外側に移動し、その自転車専用横断歩道を通る必要はありません。その場合、歩行者専用信号が青なら、そのまま直進しましょう。そして信号機まで来たら、右向きに変えて、目の前の歩行者専用信号が青になるまで停止して待ちましょう。
自転車専用横断歩道が無い場合
自転車専用横断歩道が無い交差点があります。その時に見る信号は車と同じ信号です。走ってきた路側帯ツーリングの交差点で右折する場合、まずは直進方向上にある信号の青を確認し、そのまま渡りきります。そして、ツーリング自転車の方向を右に変え、変えた時の直線状の車と同じ信号の色に従います。赤だったとしましょう。この時、後ろから直進してくる車に注意することが必要です。できるだけ路側帯の内側に入って待つことが事故対策ポイントです。また、信号が青に変わった時、直進しますが、後ろから抜かして来る左折の車やトラックには十分注意しましょう。
夜道は特に注意
夜道は人が歩いていても見えにくいという更なる危険があります。そのため、スピードをゆるめ、ライトは義務化されているので必ずつけるようにしましょう。そして車からもツーリング自転車が見えにくくなっていますので、反射バンドなどをつけること、黒い服装でなく白系の服装にするようにしておきましょう。
ツーリングには事故が一杯
楽しいツーリングですが、一方で歩行者への配慮、自転車同志の横断歩道でのすれ違いざまの衝突、車との接触事故対策、横断歩道の右折の仕方など色々なことに気を張りながらツーリングしなければいけません。そのため、過労になりすぎるほど一日の走行距離をこぐことは避けることをおすすめします。